タレントの清水国明(73)が7月7日投開票(6月20日告示)の東京都知事選に無所属で立候補することが28日、明らかになった。清水が5月7日に設立した政治団体「清水国明と東京都の安全な未来をつくる会」の関係者が明らかにした。
【写真】雨の中…出発していった清水国明 清水はタレントとしての活動の一方、約30年間、災害被災地での支援活動をしてきた。同団体の公式サイトでは「これまでの活動において特に注力をしてきた災害対策と事業運営で培った経験を活かし、今まさに我々の目の前から失われつつある『安全』と『成長』を取り戻します」としている。関係者によると。30日に都内で記者会見を開くという。
都知事選には、立憲民主党の蓮舫参院議員のほか、現職の小池百合子知事が3選出馬の意向を固めている。告示日は6月20日。
清水は1973年、京産大時代の後輩・原田伸郎とフォークデュオ「あのねのね」を結成。デビュー曲「赤とんぼの唄」が大ヒットした。ラジオやテレビ出演を続ける一方、NPO法人「河口湖自然楽校」を主宰し、2011年の東日本大震災発生時は被災者受け入れなどを始め、災害被災地の支援活動も多数行ってきた。私生活では2009年に十二指腸がんを患ったことを公表。手術を受け、無事成功したことが発表されていた。