<ネタ切れしらず>わが子の毎日のお弁当つくり、困ったときのアイデアは?ポイントとなるのは……

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2024年05月29日 09:30  ママスタセレクト

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毎日の子どものお弁当作り、結構大変なものですよね。未就園児の頃や小学校の遠足などで作っていたことがあっても、中高生となるとまた異なる大変さがあるものです。今回寄せられたのは、高校生になるお子さんのお弁当作りに白旗をあげてしまいそうになっているママからのお悩みでした。
『子どもが高校へ入学し、お弁当作りがはじまった。でもまだ2週間も経っていないのにすでにネタ切れだわ面倒だわでキツい……。これが3年間続いて、それが終わったら今度は下の子のお弁当生活がはじまるとか憂鬱すぎる。毎日きちんとお弁当を作ってもたせている世の中のお母さんたちとか、お弁当を作ってくれていた自分の母親を尊敬する』
お弁当作りもたまにならいいですが、毎日となるとすぐネタ切れを起こしますよね。筆者もわが子のお弁当を中学〜高校卒業までの6年間作り続けたので、その大変さと面倒くささは痛いほどよくわかります。毎日のお弁当作りに悩むママたちのために、ママたちの経験談をもとにしたアドバイスをご紹介しましょう。

毎日のお弁当つくりを続けるコツは「頑張りすぎない」こと



遠足や課外授業・体育祭など、特別な雰囲気をもつイベントのお弁当とは違い、毎日作るお弁当はいわば「日常」。だからこそ頑張りすぎないことが継続していくためのポイントではないでしょうか。

最初は栄養バランスを考えたり、できるだけ冷凍食品を避けるようにしたりなどし、見た目の彩りやキレイさなどにもこだわるなど、創意工夫を凝らしたお弁当作りを心がけていました。しかし料理が得意ではない上に、作ることがあまり好きではない筆者には難易度が高すぎて、すぐに投げ出したくなってしまいました(笑)。ネットや書店で見かける「手抜き」とか「頑張らない」なんて言葉が表紙に並んでいるお弁当レシピをもってしてもムリでしたね。そこで「頑張りすぎるのはやめよう」というところにたどり着いたのです。

頑張りすぎないお弁当作りとは?


頑張りすぎずに頑張る。毎日のお弁当作りのポイントはここにあります。高校なら買っていったり、食堂があったりなどで、最悪作らなくてもなんとかできる場合もありますが、中学などはそれもできないケースも多いですよね。通学路に購入できる場所がなかったり、学校のルールで購入を禁止していたりすると、「作る」一択しかありません。そこで「頑張りすぎない」ためにママたちは工夫をしているのでしょう。どのような工夫があるのか紹介していきますので、参考にしてみてください。

メインだけ変えて副菜は定番ローテーション

『同じような内容でローテーションだよ。メインのおかずが変わるくらい』
メインだけ毎日変わるお弁当。鶏肉・豚肉・魚とするだけで3日間乗り切れます。さらに味付けや調理方法を変えてもう1ターン。これで6日間クリアできますよね。月〜土曜日までクリア。そして副菜は、定番を3〜4種類決めておいてローテーションさせれば、頑張らずとも毎日異なる内容のお弁当が完成します。副菜は週末などに作り置きしておいてもいいですし、朝にレンジで調理できるものや冷凍食品を駆使すればOK。副菜に手をかけないだけでもかなり楽になりますよ。

のっけ弁は楽ちん

『最初は2段のお弁当箱で作っていたけど、1段のものに変えたら超楽になった』
頑張りすぎないお弁当作りをするなら、お弁当箱は1段がオススメです。2段となると入れるおかずの量も増えますし、詰め方も考えないといけません。お弁当箱を洗う手間も2倍なわけですし。その点1段ならお手入れも楽ちんです。なんならのっけ弁当もできます。通常ならおかずとごはんをわけて詰めるところ、のっけ弁ではごはんを敷き詰めて、その上におかずを並べるだけ。丼ものにしてもいいですが、本当に普通におかずをごはんの上に並べておくのです。

お弁当箱や小物を変えてみてもいい

『今はレシピ動画とかも豊富だから、それを見て研究している。どうやったら見栄えと栄養がよくなるかとか、私が楽しんでいるよ。でも基本はシンプル。メインを変えたりお弁当箱を変えたりするぐらい』
お弁当箱を変えるだけでも目新しさはありますよね。お子さんが嫌がらなければ、食材を指すピックや間に挟む仕切りを100均などで購入できるカラフルなものやカワイイものにするだけで、彩りもよくなって見栄えもアップ。SNSなどで見かける映えるお弁当も、実は小物で底上げしているものもあるらしいとママたち。そのワザ、チェックして研究してみたいですね(笑)。

思い切ってときには休む


もしお弁当を作らなくてもなんとかなる状況がある場合、週に何度か休むという手もあります。子どもも週に1度ぐらいなら買ったお弁当やパン、食堂の利用などが息抜きになるケースもあるようです。食べる量や好み、環境によって実現できるかどうかが異なりますので、お子さんと相談しながら決めてもよさそうですね。

冷凍食品を味方につける


今どきの冷凍食品の進化はすごいですよね。凍ったまま朝に入れて、お昼に食べごろになるなんて……。しかも昔よりもバリエーションが豊富になっていますよね。意外に子どもも冷凍食品を喜ぶこともありますし。ですから、うまく取り入れることでお弁当作りが格段に楽になるのです。「冷凍食品」と共存するお弁当生活も検討してみてください。

頑張らずに頑張るお弁当作りの鍵は親子の対話にあり



頑張りすぎず頑張るお弁当作りについていろいろお話ししました。参考になるものはありましたか? ここで最後のポイント。それが「子どもとの対話」です。

子どものためのお弁当作りですから、子どもの意見を聞いてみてはいかがでしょう。どのようなお弁当がいいかとか、ママが頑張らなくていいための方法を提案したり、一緒に考えてもらったり。おかずは作るから詰めるだけはしてほしいとか、週に1回とか月に2回とか自分で作ってみては? など、話し合うことで頑張らずに頑張るお弁当作りを継続する鍵が見つかるかもしれません。筆者なんて「メインは毎日変えるので、副菜は数種類をローテーションです、許して!」と宣言したぐらいです(笑)。許可さえ貰えればこっちのものですから。

ママだけで抱え込まず、親子でお弁当について考えることもそれはそれでおもしろいですよ。毎日のお弁当作りは献立決め以外にもいろいろと悩ましい問題が多いですし、少しでも楽になるよう「手を抜く努力」を頑張ったって構わないのです。継続できる方法をぜひ模索してみてくださいね。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

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このニュースに関するつぶやき

  • 高校?ならやめてしまえ。弁当がなくても、売店や学食があるから大丈夫。
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