国内外重賞2勝のシルヴァーソニックが抹消 今後は乗馬に

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2024年05月29日 16:36  netkeiba

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23年のレッドシーターフHを制したシルヴァーソニック(c)netkeiba
 22年ステイヤーズSや23年レッドシーターフHを制したシルヴァーソニック(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)が29日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道千歳市の社台ファームで乗馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 シルヴァーソニックは父オルフェーヴル、母エアトゥーレ、母の父トニービンの血統。

 同馬は19年1月に京都でデビューし、初戦から3戦連続で2着と惜敗。迎えた4戦目で初勝利を挙げると、それまでの悔しさを晴らすかのように一気の3連勝で準オープンまで昇格した。しかし、そこからは大敗を喫することこそないものの、苦戦を強いられ勝ちきれないレースが続く。

 だが、その中で着実に力を付け、21年ジューンSで久々の勝利を挙げてオープン入りを果たすと同年ステイヤーズSで重賞初挑戦。3着と結果を残すと、その後は長距離重賞戦線に名を連ね万葉S(L)、阪神大賞典(GII)でも3着と実力を見せつけた。しかしGI初挑戦となった天皇賞(春)では、スタート直後に騎手が落馬し競走中止。またその後はケガにも見舞われ、休養を余儀なくされる。

 約7か月ぶりに戦線復帰を果たすと、初戦となったステイヤーズSでD.レーン騎手とのコンビで重賞初制覇。年が明け、サウジアラビアで行われたレッドシーターフHで海外重賞制覇を果たすなど活躍を見せる。しかし、その後も度重なる脚部不安を発症し、1年の休養から復帰するも成績が低迷。そして前走天皇賞(春)16着の後、重度の繋靭帯炎の発症が判明した。通算成績は24戦6勝(うちJRA重賞1勝、海外重賞1勝)。

(JRAのホームページより)

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