久保建英と対峙した東京Vの“現役大学生”新井悠太が感じた精度の差「貴重な経験で終わらせない」

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2024年05月30日 00:10  サッカーキング

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久保建英とマッチアップした東京VのMF新井悠太(右)
 日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダが29日、『REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2024』で明治安田J1リーグの東京ヴェルディと対戦し、2−0で勝利した。

 試合後、東京ヴェルディの左サイドで久保とマッチアップしたJFA・Jリーグ特別指定選手のMF新井悠太(東洋大学)が、世界を舞台に戦う日本代表MFとのマッチアップを振り返った。

 久保へのリスペクトはあったとしつつも、「そこは一旦置いておいて、目の前の選手に負けないという気持ちを持って対峙した」ことを強調。最初は「強く当たって距離感を掴めれば」と考えて試合に入ったことを明かし、対峙してみての感想として「タッチが細かかったり、なかなか間合いに踏み込めないシーンがあったし、ポジショニングなど細かな技術が高いなと感じました」との実感を口にした。

 また、「自分の中では色々考えながらマッチアップして、状況が悪かったら見てという感じだったんですけど、上下に揺さぶられて中々足が出せない状況だった」と振り返りつつ、久保とのマッチアップだけでなく、左右の揺さぶりから数的不利な状況を作り出された場面なども挙げ、「声を掛け合いながら自分が(味方を)動かして、連係の部分を改善する必要はあった」と課題も指摘。それでも、今回のマッチアップを「貴重な経験で終わらせないで、自分が成長していくための糧にできれば」と、さらなる成長を誓った。

 試合全体に関しては、前後半ともに手応えを感じる部分もあったとしつつ、「フィニッシュなど、一つひとつの精度で差が生まれたかなと思います」との見解を示した。すでに来季からの東京V入団が内定している現役大学生MFが、今回の経験を糧にどのような成長を見せるのか注目だ。

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