ヘンリー王子、メーガン・マークルとの交際宣言が英王室公式サイトから削除される

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2024年05月30日 12:31  Techinsight Japan

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2017年11月に婚約発表したヘンリー王子とメーガン・マークル。2人は2016年に出会い、その後ヘンリー王子が声明文で交際宣言をした(『The Prince and Princess of Wales Instagram「The Duke and Duchess of Sussex will undertake an official visit to Australia
ヘンリー王子とメーガン・マークル(以下、当時)の交際宣言をした声明文が、王室の公式ウェブサイトから削除されたことが判明した。王子の報道官が2016年に発表した文書では、2人の交際を認めるとともに、メーガンに対するパパラッチ攻撃や誹謗中傷を強く批判するものだった。声明文が正式に削除された日については、明らかになっていない。

英王室の公式ウェブサイト「The Royal Family」から、ヘンリー王子が当時女優として活動していたメーガン・マークルとの交際を公表した声明文が削除された。

文書がいつ削除されたのは明らかではないが、過去のWebページを閲覧できるツール「ウェイバックマシン(Wayback Machine)」によると、2023年12月初旬には閲覧可能だったという。

ヘンリー王子は2016年7月、当時女優として活動していたメーガン・マークルと共通の友人を通して知り合い、英ロンドンのレストランで初デートをした。そして交際に発展し、極秘デートを重ねてきたが、同年10月には2人のロマンスが報じられた。その後、メーガンの自宅周辺にはパパラッチが現れ、メディアやSNSでは彼女に対する人種差別的な発言が相次ぐなどした。

そのため翌11月8日、ヘンリー王子の報道官ジェイソン・ナーフ氏が異例の声明文を発表。2人の交際を認めるとともに、メーガンが誹謗中傷やパパラッチ攻撃に遭っていると猛批判したのだ。

文書では、「この1週間で一線を越えてしまった。彼のガールフレンドであるメーガン・マークルが、罵倒と嫌がらせの嵐にさらされている」と記され、こう続いた。

「全国紙の一面を飾った中傷、コメント欄に書かれた人種差別的な内容、ソーシャルメディアの荒らしやウェブ記事のコメントによる明らかな性差別や人種差別など、その一部は非常に公然のものとなっている。」

続いて、メーガンの私生活や周囲を取材するため、メディアが行き過ぎた行動をしていたと主張した。

「その一部は、世間から隠されてきた。これらは、誹謗中傷記事が新聞に載らないようにするための連夜に及ぶ不法な取材行為との闘いで、彼女の母親が玄関に行くためにカメラマンの前を通り過ぎるのに苦労したこと、記者やカメラマンが彼女の家に不法侵入しようとし、その後に警察に通報したこと、新聞社が彼女の元ボーイフレンドに多額の賄賂を提供したこと、彼女の人生のほぼすべての友人、同僚、愛する人が標的にされた。」

そして、メーガンがこのような攻撃に遭っていることに対し、ヘンリー王子が大きな懸念を抱いていることを説明した。

「ヘンリー王子はマークルさんの安全を心配しており、彼女を守れなかったことに深く失望している。彼と交際を始めて数か月で、マークルさんがこのような嵐に晒されるのは正しいことではない。彼は、コメンテーターがこれを『彼女が支払わなければならない代償』であり、『これもゲームの一部だ』と言うことを分かっている。彼はこれに強く反対します。これはゲームではなく、彼女の人生であり、彼の人生なのです。」

今年2月には、ヘンリー王子夫妻が運営するチャリティ財団「アーチウェル」の公式ウェブサイトをリニューアルし、タイトルは「The Office of Prince Harry & Meghan, The Duke & Duchess of Sussex(サセックス公爵と公爵夫人、ヘンリー王子とメーガン妃のオフィス)」に、ドメイン名を“Sussex.com”に変更。3月には、メーガン妃が新たなライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード(American Riviera Orchard)」のローンチを発表した。

すると同月に王室の公式ウェブサイトでは、ヘンリー王子とメーガン妃の個別ページが削除され、夫婦それぞれの略歴を簡単に記した共同バイオグラフィーに変更された。さらに夫妻の息子アーチー王子(5)と娘リリベット王女(2)の個別ページが削除された。

画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「The Duke and Duchess of Sussex will undertake an official visit to Australia,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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