日焼け止めが低身長の原因に⁉️成長期に気をつけたいUVケアの落とし穴

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2024年05月30日 14:00  クックパッドニュース

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【"成功する子"の食事術vol.22】子どもの成長に食事が大切ってことは分かっているけれど、どんなものを作ればいいの?毎日のことだから、悩んでいる親御さんも多いはず。シリーズ累計14万部突破「成功する子は食べ物が9割」の著者・細川モモさんに、20年後に後悔しない子どもの食事術を教えてもらいましょう。

成長期の子供には必須!
身長の伸びに影響する“サンシャイン・ビタミン”

成長期は、身長や骨格筋が大きく伸びる時期。この時期の食生活や運動習慣、生活習慣は非常に重要で、生涯における体つくりの基礎となることは間違いありません。

成長期にしっかり身長を伸ばしていくために、特に注目したい栄養素はビタミンDです。

ビタミンDは、コロナ禍で注目されたビタミンでもあります。腸管からのカルシウム吸収をサポートするビタミンで、骨や歯の強化、身長の伸びなどに影響する重要な栄養素です。実際に、日本人の約3,600名の幼児を対象にした研究(※1)において、血中ビタミンD濃度と身長に有意な差が見られたという報告があります。日本人の平均身長は停滞期から下降機に入り、男性は平均170cmを超えなくなっていますので、成長期のうちにしっかり伸ばしてあげたいですよね。そのためにも、ビタミンDをしっかり摂っていく必要があります。

ビタミンDを多く含む食品は魚類が主で、魚食が減ってきている現代日本においては、食事だけで必要量を摂ることは難しいのが現状。でも実は、ビタミンDは他のビタミン類と違い、他の方法でも体に供給することができるのです。

その方法とは、太陽の光を浴びること。

ビタミンDは別名“サンシャインビタミン”とも呼ばれ、皮膚が日光(紫外線)を浴びることにより体内で生成されることは、既にご存知の方も多いかもしれませんね。


子どもを守る気持ちが逆効果に⁉️
過剰なUVケアはビタミンD不足の原因に

外の気温も温かくなるこの時期は、子ども達に外遊びをさせるご家庭も多いのでは無いでしょうか。外遊びはビタミンDをチャージできる絶好の機会ですが、この時、意外な落とし穴になってしまうのが過剰なUVケアです。

最近の紫外線ケアに対する意識の高まりにより、日焼け止めや帽子、日傘などの対策をしている方を多く見かけます。大人だけにとどまらず、子ども達にもその傾向が顕著に見られています。


しかし、紫外線ケアによりお肌の老化につながる日焼けを防げる一方で、紫外線をブロックすることによりビタミンDの生成は阻害されてしまいます。特に、皮膚面積の大きい手足に日焼け止めを使用することが、ビタミンD欠乏に至りやすい有意な要因となることが研究でも明らかになっています(※2)。

日本人の中高生 1,360 人を対象にした調査(※3)によると、ビタミンD欠乏者は男子で 30.1%、 女子で 47.1%、 ビタミンD不足者をあわせると男女ともになんと8割以上を占めていました。 特に女子では中学生から高校生へと成長するにつれ、ビタミン D の栄養状態は著しく低下します。2021年に実施したラブテリの調査では、女子は小学校4年生から、日焼け止めの使用頻度が高くなることが明らかとなりました。ビタミンDの生成を妨げてしまう状態になっているといえますね。

日常生活でできる!ビタミンDを増やすポイント

多くの子どもで必要量で足りていないビタミンD。そこで、日常生活でビタミンD量を増やす方法をいくつかご紹介します。

【1】ビタミンDの生成を阻害しない日焼け止めを使用する

肌ダメージの原因になる紫外線をブロックしながら、ビタミンD生成に関わるU V B波のみを透過させる日焼け止めも販売されています。便利グッズを上手に活用するのもおすすめです!

【2】日焼けしない程度に日光に当たる

体内でビタミンDを生成するには、日焼け止めを使わずに皮膚に日光を浴びることが条件です。お住まいの地域・その日の天候によって、ビタミンD生成のために必要な時間は差があります。国立環境研究所のサイトより、おすすめする日光照射時間をリアルタイムで確認することができるので、参考にしてみてください。
こどもの過剰な日焼けは、皮膚がんや将来の白内障リスクとの関連を示す研究もありますので、ビタミンD生成に必要な時間(目安として1日15分〜30分)日光を浴びたら、そのあとは日焼け止めを塗ることやツバが広い帽子を被ることで肌や目を守りましょう。

【3】ビタミンDを含む食材で、食事から摂取する

ビタミンDを含む食材には、魚・鶏卵・キノコ類などがあります。特に魚は少なくとも2〜3日に1回は食べるように心がけましょう。生のキノコよりも干し椎茸の方が、ビタミンDの含有量はアップします。ただし、ビタミンDの血中濃度は食事以上に日光浴によって左右されるため、食事だけで満足せずに適切な日光浴を心がけましょう。

【4】ビタミンD強化食品やサプリメントを使用する

これから梅雨の時期になり日光が当たらないなど、ビタミンDが不足していると感じる場合は、強化食品やサプリメントを上手に使用しましょう。赤ちゃんから使用できるビタミンDオイルなどが販売されています。

ビタミンDの合言葉は「日光浴+食事」。子どもだけでなく大人も一緒に親子で対策し、ビタミンDを補給していきましょう!

参考文献:
※1 2022実施 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)より
※2 化学研究費助成事業 研究成果報告書より
※3 Tsugawa N, et al. J Bone Miner Metab. 2016;34(4):464-474.

細川モモさんの著書

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