マレスカ監督の去就が不透明となっているレスター…ファン・ニステルローイ氏を後任に検討中？

　プレミアリーグへの復帰を決めたレスターが、エンツォ・マレスカ監督の後任にルート・ファン・ニステルローイ氏を据える可能性があるようだ。30日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

　今シーズンのチャンピオンシップ（イングランド2部）で31勝4分11敗を記録し、勝ち点「97」を積み上げ優勝を果たしたレスター。1年でのプレミアリーグ復帰を決めた同クラブだが、指揮官であるエンツォ・マレスカ監督は来シーズンのチェルシー指揮官就任が噂されており、一部メディアは本人も新たな挑戦を前向きに捉えていると報じている。

　そんななか、ベルギー人記者のサシャ・タボリエリ氏は、レスターがマレスカ監督の後任にファン・ニステルローイ氏を検討していると報道。マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した後に現役を引退し、2022−23シーズンに内部昇格という形でPSVの指揮官に就任した同氏は、初年度からクラブをヨーロッパリーグでラウンド32、国内カップ戦では優勝に導いたものの、“クラブ内のサポート不足”を理由に、同シーズンのエールディヴィジ残り1試合を残しながら退任を決断していた。

　また、同紙はファン・ニステルローイ氏が過去にスペインメディアに向けて発した、「スペインで働きたいと心から思っているし、スペインのクラブと交渉したこともある。しかし、私がプレーした他のリーグでも監督をしたいと思っている。プレミアリーグでも、ブンデスリーガでも」というコメントを紹介しつつ、オランダ人指揮官が現役時代に輝きを放ったイングランドの地に戻ってくる可能性を指摘している。