真中満氏「ノっていける材料になった」巨人・戸郷、初回に三塁打浴びるも無失点で切り抜け7回1失点で5勝目

● 西武 1 − 4 巨人 ○
＜1回戦・ベルーナドーム＞

　31日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 西武−巨人』で解説を務めた真中満氏が、巨人先発・戸郷翔征について言及した。

　前回登板でノーヒットノーランを達成した戸郷は、初回一死走者なしから滝澤夏央に三塁打を打たれたが、後続を打ち取り無失点。2回以降はテンポの良い投球で5回まで毎イニング三者凡退に抑える。

　真中氏は試合途中、「カウント早めに追い込んで、追い込んでからの制球も良いですね。これだけのピッチャーだからある程度経験があるんですけどね。初回に一死三塁のピンチがありましたけど、あそこを踏ん張れたというのが乗っていける材料になったんじゃないですかね。完全に戸郷のリズム、ペースですよね」と話した。

　戸郷は4−0の6回に一死一、二塁のピンチを招くも、滝澤を左飛、外崎修汰を空振り三振。7回に中村剛也に一発を浴びたが、7回・99球、3安打、1失点で5勝目を手にした。

　真中氏は戸郷の降板後、「内容的にはいけそうでしたけど、前回123球を投げた部分もあり早めの交代という感じですね。それでも7回を投げ立派な投球でしたね」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）