B・シルヴァの移籍金は3分割での支払いが可能? 財政難に苦しむバルセロナに追い風か

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2024年05月31日 21:39  サッカーキング

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マンチェスター・シティでプレーするB・シルヴァ [写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァを獲得する際の移籍金は、分割払いが認められているようだ。31日、スペイン紙『アス』が『TV3』の報道を引用して伝えている。

 現在29歳のB・シルヴァは、母国であるポルトガルの名門ベンフィカでプロデビューを飾ると、モナコでのプレーを経て、2017年夏にマンチェスター・シティに加入した。移籍初年度から定位置を掴むと、昨シーズンはクラブの“トレブル”達成における中心選手として活躍。今シーズンも公式戦49試合出場12ゴール10アシストの成績を残し、史上初のプレミアリーグ4連覇に大きく貢献した。

 昨夏には当時2025年6月30日まで契約を残していたものの、移籍の可能性が浮上し、バルセロナなど多くのビッグクラブから関心が寄せられていると報じられながら、最終的にはマンチェスター・シティと1年間の契約延長を行ったB・シルヴァ。同クラブに加入してからの7年間でプレミアリーグを6度、FAカップを2度、リーグカップを4度、コミュニティ・シールドを2度、チャンピオンズリーグを1度制してきたB・シルヴァだが、その一方で以前から本人が新たな挑戦を望んでいるとも報じられている。

 そんななか、『TV3』はB・シルヴァとマンチェスター・シティの間で取り決められた移籍金に関する条項を紹介。約5800万ユーロ(約99億円)の契約解除金を3分割にして支払うことを認める条項が含まれていると主張した。これは財政難が指摘されているバルセロナとしても、関心を寄せ続けていた同選手を獲得する上で大きな追い風になると見込まれる。

 しかし、『アス』は指揮官を務めていたシャビ・エルナンデス前監督の退任によってB・シルヴァへの関心が低下していると説明。獲得はスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏とハンジ・フリック新監督の判断に委ねられると伝えながら、パリ・サンジェルマンとバイエルンもポルトガル代表MFに対して興味を寄せていると報じた。

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