『鬼滅の刃』アニオリ展開満載で絶賛の声 第3話は原作6コマの物語描き「こういうのが作品愛」

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2024年06月01日 10:15  ORICON NEWS

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テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編の場面カット (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
 5月よりフジテレビ系で放送がスタートしたテレビアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』。原作コミックス15〜16巻にかけてのエピソードで、炭治郎たちがさらに強くなるため、鬼殺隊の最高位の剣士・柱たちから稽古を受けるストーリーが展開されているが、これまでアニメでは第3話まで放送されており、原作で描かれなかったアニメオリジナル(アニオリ)展開がネット上で話題となっている。

【画像】すげぇ…アニオリ展開の炭治郎VS宇髄 公開された『鬼滅の刃』名場面カット

 特に話題となっているのが、5月27日に放送された第3話で、傷が回復した炭治郎が柱稽古に参加するため、元柱である宇髄のもとを訪ね、基礎体力向上の訓練を受けることになる物語が描かれた。

 宇髄は炭治郎を含めた他の隊士たちへ厳しい訓練をさせ、宇髄VS炭治郎&隊士たちという戦闘シーンもあり、ネット上では「炭治郎と宇髄さんがバトル!」「宇髄さん強すぎでしょ!」「隊士たちもカッコよかった!」など歓喜の声があがった。

 見応えのある物語だったが、原作コミックス第15巻(132話)を読むと“6コマ”の物語を描いただけ。原作だと傷が回復し全快した炭治郎が、柱稽古に参加するところから始まり、宇髄から「ここでなまった体を存分に叩き起こしな」と言われて、「はい、頑張ります!」と意気込み、そして宇髄の嫁3人が登場し、次の柱稽古先である時透無一郎の元へ向かうシーンまでとなっている。

 そのため宇髄と炭治郎&隊士たちの戦闘は原作になく、さらにアニメ第3話では風柱・不死川実弥と蛇柱・伊黒小芭内がお互いに勝負を申し込むシーンもあったが、こちらも原作にないアニオリ展開。

 アニメ第1話では不死川と伊黒が鬼を倒すため共闘するシーンから始まったが、こちらも原作にない物語で、アニオリ展開が続く今回のアニメ『柱稽古編』にネット上では「原作の見えないところまで描いてくれてありがたかった。私は原作が大好きだけど、こんなアニオリなら大歓迎です」「鬼滅の刃のアニオリ、原作では名前が設定されてないモブ隊士の掘り下げや炭治郎のちゃんとした絡みが殆ど無かっただけに、原作で気になった部分の補完としてよく出来てると思う。こういうのが『作品愛のあるアニオリ』だよ…!」「漫画の方ではこのへん決戦に向けてのテンションが加速度的に高まって色んなものを置いてきぼりにしてた感があって(だがそれがいい) アニメでは風と蛇の柱も手厚くフォローされている」などと絶賛のコメントであふれている。

 『鬼滅の刃 柱稽古編』は、原作コミックス15〜16巻にかけてのエピソードで、炭治郎たちがさらに強くなるため、鬼殺隊の最高位の剣士・柱たちから稽古を受けるストーリーが展開される。

 『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた同名漫画が原作で、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作。

 大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つために<鬼殺隊>へ入隊し、旅に出る物語。

 2019年4月から9月にかけてテレビアニメ第1期が放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話からつながる映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開され国内の興行収入400億円を突破する大ヒットとなり、2021年12月から映画の続きを描くテレビアニメ第2期「遊郭編」が放送。そして、第2期の続き第3期「刀鍛冶の里編」が2023年4月から放送された。

このニュースに関するつぶやき

  • 吾峠呼世晴先生の許可は出てるんだよね?意思は反映されてるんだよね?だったらいいけど、勝手にやってるならとんでもない。見応えあるから楽しみにしてる。
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