「Kアリーナ横浜」混雑緩和への“歩行者通路”延期へ 「橋台にひび割れ」設計ミス箇所公開

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2024年06月01日 10:54  ORICON NEWS

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2023年9月に開業したKアリーナ横浜の外観 (C)ORICON NewS inc.
 昨年9月の開業以降、退場時の混雑が問題視されていた神奈川・みなとみらい21地区の音楽特化型アリーナ「Kアリーナ横浜」が5月31日、公式サイトにて、きょう1日に開通を予定していた歩行者用通路「高島水際線デッキ(仮称)」に設計ミスがあったことを報告。開通延期を発表した。

【写真】「高島水際線デッキ(仮称)」設計ミスの“ひび割れ”部分

 同アリーナは同通路について「暫定供用が延期となりました。これにより、Kアリーナ横浜からの退場はこれまで通り施設南側の歩行者通路をご利用いただくこととなります」と報告。「弊社といたしましては、一日も早いデッキの利用実現のため横浜市と引き続き協議を行ってまいります」と伝えた。

 横浜市の「都市整備局みなとみらい・東神奈川臨海部推進課」が同日に発表した資料によると、「昨日、本デッキの設計者(JR東日本コンサルタンツ株式会社)から、『橋台にひび割れが生じており、原因を調査したところ、設計ミスにより構造上の不具合がある』との報告がありました」と説明。「安全性が確認できるまでの間、供用開始を延期します」とし、「今後は、JR東日本コンサルタンツ株式会社に対して早期の対策を求めていくとともに、暫定供用開始時期については改めて公表します」と発表した。

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