アニメ映画『ルックバック』完成披露 前夜に完成 会社に2ヶ月半泊まり込みの押山清高監督「きのうのお昼まで描いてました」

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2024年06月01日 19:57  ORICON NEWS

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押山清高監督 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の河合優実、吉田美月喜、押山清高監督が1日、都内で行われたアニメ映画『ルックバック』(28日公開)の完成披露試写会の舞台あいさつに登壇した。

【集合ショット】劇場アニメ『ルックバック』W主演の河合優実&吉田美月喜

 『チェンソーマン』作者・藤本タツキ氏が描く『ルックバック』は、小学4年生の藤野と不登校の同級生・京本2人の漫画を通した成長ストーリーで、ある日、すべてを打ち砕く出来事が起きる。2人が描いた4コマ漫画が学年新聞に掲載されてから始まる青春物語で、中学生、高校生…と2人の人生を描いている。

 『少年ジャンプ+』にて2021年7月19日に全143ページからなる長編読切作品として掲載されると、「天才だわ」「衝撃すぎて何も言えない…」などと大きな反響を呼び、初日で閲覧数250万以上を記録。『このマンガがすごい!2022』オトコ編1位、『マンガ大賞2022』ノミネート作品にも選ばれた。

 今回のアニメ化では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など数多くの劇場作品に主要スタッフとして携わってきた、押山清高氏が監督、脚本、キャラクターデザインを務め、アニメーション制作はスタジオドリアンが担当。主人公・藤野役を河合、京本役を吉田が担当し、ともに声優初挑戦でW主演となる。

 冒頭のあいさつで押山監督は「昨日のお昼まで描いてました。で、きょうはこういうイベントがあるっていうことで、着ていく服がなくて、お昼に夜頑張って買ってきました。だから全部新品です」と報告して笑わせた。

 「まだスタッフも観ていない」という本作。制作を振り返ると「もうあまりに過酷な日々というか…。もうずっとハードなトライアスロンやってたような感覚で。毎日スリリングすぎて、ようやく終わって…。ちょっとまだ終わり立てすぎて、まだ終わった感じがしてないんで、きょう皆さんにご覧いただいたことで、やっと終わった気持ちになれるかなと思って来ました」と苦笑いで「絵描いてたのは、きのうのお昼までで、完成したのはきのうの夜。2ヶ月半ぐらいずっと会社に泊まってて。ようやく、きのう家に帰って、家の布団で寝ました。睡眠負債はかなり溜まったかなと思います」と疲労困憊の表情で語っていた。

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