ロドリゴへのメッセージ? レアルOBミヤトビッチ氏が「レアル去ったのは間違いだった」と語る

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2024年06月01日 21:57  サッカーキング

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1998年にレアル・マドリードの選手としてCL優勝を喜ぶミヤトビッチ氏(左)と現在同クラブでプレーするロドリゴ(右)[写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティからの興味が報じられたレアル・マドリード所属のブラジル代表ロドリゴに対し、1996年〜1999年までレアル・マドリードでプレーした元ユーゴスラビア代表プレドラグ・ミヤトヴィッチ氏が1日、スペインメディアの『カデナセール』のインタビューで間接的にレアル・マドリードへの残留を勧めたようだ。

 ロドリゴはレアル・マドリードの選手としてこれまで公式戦通算215試合に出場し54ゴール41アシストを記録。在籍5年目の今シーズンはラ・リーガで自身初の二桁ゴールをマークしたほか、チャンピオンズリーグ(CL)やコパ・デル・レイでも多くの得点に絡んだ。

 ロドリゴが所属するレアル・マドリードを巡っては、6月末でパリ・サンジェルマン(PSG)との現行契約が満了となるフランス代表FWキリアン・エンバペの加入が濃厚とされている。更に、パルメイラスからブラジル代表FWエンドリッキも加入することから前線の定位置争いの激化が予想され、マンチェスター・シティなどのメガクラブが左右のウイング(WG)を主戦場とするロドリゴの動向を注視していると報じられた。

 これを受け、レアル・マドリードとの現行契約を2028年6月末まで残しているロドリゴは5月29日に自身の公式X(@RodrygoGoes)で「僕はレアル・マドリードでとても幸せだ。毎日夢を見ているようだし、ここを離れることなんて考えていないよ」と投稿。クラブへの忠誠と残留の意思を強調した。

 しかしその一方、ロドリゴがブラジルメディアの『プラカール』などのインタビューにて、「レアル・マドリードで過ごした時間は楽しかった」と同クラブでの日々を過去形で表現。更に、マンチェスター・シティを称賛したことから同選手がレアル・マドリードを去る可能性を唱える声も残っていた。

 その状況を踏まえながら、ミヤトビッチ氏は『カデナセール』にて「レアル・マドリードを離れたのは間違いだった」と告白。続けて「私は1年の契約を残してレアル・マドリードを去った。レアルでプレーする選手たちはそこで得られるものを理解していない。そして、クラブを離れてはじめてそれを理解するんだ」と話し、レアル・マドリードを離れることは懸命でないと説明。

 続けてミヤトビッチ氏は「レアル・マドリードの選手になることは難しいが、退団するのはとても簡単だ」と語り、ロドリゴを含めたレアル・マドリードの選手にクラブを去るべきではないと訴えた。

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