リニア・鉄道館、2024年夏のイベント「列車用シートの歴史」展示も

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2024年06月03日 20:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東海は3日、リニア・鉄道館で開催する今夏のイベントについて発表した。新幹線のシートについて歴史を紹介する技術展示をはじめ、「THE こどもパスポート DAY」の設定、新幹線の運転台を1両ずつ日替わりで公開するイベント、蒸気機関車の誕生・活躍・晩年までを説明するガイドツアー、「ドクターイエロー」の役割を車内展示と映像で紹介するツアーなど開催する。


初開催となる技術展示「列車用シートの歴史」は、新幹線のシートについて歴史・特徴等を紹介し、普段は何気なく座るシートに詰まった工夫を学へる。1階車両展示エリアのN700S新幹線電車用シート(グリーン車)にて、6月19日からスタートし、開催期間は2025年5月12日までを予定している。



昨年に続き、「こどもパスポート」を持つこどもとその同伴者のみ入館できる特別開館日「THE こどもパスポート DAY」を設定。今夏は8月27日(10時から17時30分まで)を設定日とし、館内で販売する飲食物が新幹線の食堂車で食べられるイベント、300X新幹線(955形新幹線試験電車)の車内特別公開、在来線運転シミュレータの無料開放を実施する。入館受付にて2024年度分の「こどもパスポート」を提示する必要がある。


夏休みの期間限定で、普段は公開していない新幹線の運転台を1両ずつ日替わりで公開する「新幹線運転台公開ガチャ」を8月11〜16日(各日10時から17時20分まで)に開催。当日、館内で公開車両が案内され、公開された運転台で写真撮影もできる。見学時間は2分とのこと。



「リニア・鉄道館の蒸気機関車たち 〜貴婦人とシロクニ〜」に合わせたガイドツアーも実施。「貴婦人」の愛称で親しまれる蒸気機関車C57形、通称「シロクニ」と呼ばれる蒸気機関車C62形といった展示車両を用いて、蒸気機関車の誕生・活躍・晩年までを説明する。開催期間は6月8〜30日の土・日曜日(各日11時から)。所要時間は約45分。小学校高学年以上向けの内容を予定している。


「ドクターイエロー運転台潜入ツアー! これであなたも幸せに?」で、「ドクターイエロー」の役割を車内展示と映像で紹介。参加者は特別に運転席に座ることもできる。開催期間は7月6〜27日の土曜日と、8月24〜31日の土・日曜日(各日11時から)。所要時間は約40分。小学生以下のこどもとその保護者を対象に、先着順で各回10組程度を総合案内にて受け付ける。



他にも夏のイベントとして、在来線シミュレータ運転教室、鉄道模型(Nゲージ)での列車運転体験、スタッフおすすめガイドツアー、N700Sペーパークラフト制作教室、超電導リニアの模型作成、鉄道ジオラマ(地上施設)の制作ワークショップなど開催される。(木下健児)
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