24年は東京ダービーが熱い!? サッカーにかけて青・赤・緑の成績を調べてみた

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2024年06月04日 11:55  netkeiba

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昨年の東京ダービー覇者ミックファイア(撮影:高橋正和)
 2024年は「東京ダービー」が熱い。今月5日、大井競馬場で行われる東京ダービー(3歳牡牝・JpnI・ダ2000m)は、今年新設された3歳ダート三冠競走の2冠目としてJpnIに昇格し、例年以上に注目を浴びる。またサッカー界において同じ地域を拠点とするクラブ同士の対戦を「ダービー」と呼び、今年は東京の冠を持つFC東京と東京Vの「東京ダービー」が16年ぶりにJ1リーグの舞台で復活した。FC東京は青と赤、東京Vは緑をクラブカラーとするが、果たして競馬の東京ダービーで強いのはどの色の枠なのか。J1で16年ぶりの対戦にかけて近16年で調べてみた。

 東京ダービーの創設は55年。大井競馬場における重賞競走としては東京大賞典とともに、伝統ある一戦として知られる。 かつては初代南関東三冠に輝き、中央に移籍後は天皇賞(春)と宝塚記念を制したヒカルタカイや牝馬ながらジャパンカップに挑んだロジータ、“無敗四冠馬”トーシンブリザードなどが勝利。昨年はミックファイアが史上2頭目となる無敗での南関東クラシック三冠を達成した。

 緑、青、赤の成績を調べてみたところ、緑【1-4-1-26】、青【1-2-1-26】、赤【1-0-3-28】とそれぞれ厳しい数字が並ぶ。複勝率で見ても各々10%台に落ち着くが、近年で成績のいいのは緑の6枠。昨年のミックファイアは6枠12番での勝利があり、6枠からのチャンピオン誕生は00年以来、23年ぶりだった。さらに16年から19年は4年連続で6枠の馬が2着に入っている。青は10年から勝ち馬は生まれておらず、赤枠からは16年に1着馬が出ているものの、5年連続で馬券圏外に終わる。

 近16年の東京ダービーで成績を残すのは橙の7枠。【6-2-2-22】と6勝を挙げ、17年から3年連続で覇者を生み出した年もあった。次いで黄の5枠からも5度、チャンピオンが生まれている。今年のメンバーでは人気のラムジェット(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)とキタノヒーロー(牡3、船橋・張田京厩舎)が7枠。また緑にはイモノソーダワリデ(牡3、大井・須田和伸厩舎)とフロインフォッサル(牡3、船橋・山下貴之厩舎)が入り、青はアンモシエラ(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)とシンメデージー(牡3、高知・打越勇児厩舎)、赤はティントレット(牡3、大井・荒山勝徳厩舎)とイチニチショチョウ(牡3、大井・嶋田幸晴厩舎)という枠順になった。

 サッカーの東京ダービーではJ1での対戦において6勝3分6敗と全くの五分の数字を残す。4月に行われた両者の対戦でも、FC東京が後半アディショナルタイムで追いつき2-2の引き分けに持ち込んだ。果たして競馬の東京ダービーでは。最後まで手に汗握る好レースとなることを期待せずにはいられない。

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