ワンワールド、設立25周年 「ワンワールド・アップグレード・プログラム」を拡大へ

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2024年06月04日 12:00  TRAICY

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ワンワールドは、設立25周年を迎えるにあたり、会長や加盟航空会社のトップらによる記者会見を、国際航空運送協会(IATA)年次総会が開かれている、ドバイで開いた。

ワンワールドは、1999年に4社で設立。現在は13社が加盟し、オマーン航空とフィジー・エアウェイズが加盟する見通し。年間450万便以上を運航し、5億人以上を輸送する。このうちマイレージ会員は2億1,200万人に及ぶ。

今年初めには、アムステルダム・スキポール空港と仁川国際空港に、初の「ワンワールド・ラウンジ」をオープンした。スイスポートと連携して運営するもので、すでに45,000人以上が利用したという。

3月にアメリカン航空で提供を開始した、「ワンワールド・アップグレード・プログラム」を拡大する。このプログラムは、加盟航空会社間でマイルを利用したアップグレードを可能とするもので、アメリカン航空のマイルをカンタス航空のアップグレードに利用できるようになった。カンタス航空のマイルでアメリカン航空のアップグレードに利用できるサービスは数か月以内に開始する見通し。今年後半には多くの加盟航空会社がサービスの開始を予定している。

ナット・ピーパー最高経営責任者(CEO)は、「私たちのビジネスでは25年で多くのことが変わるが、四半世紀前になされた、ワンワールドのカスタマー・エクセレンスへのひとつのコミットメントは変わらない。私はワンワールドのCEOとして、ワンワールド加盟航空会社間のパートナーシップの力を活用し、世界900以上の就航都市に広がるネットワークを通じて、お客様により大きな利益をお届けすることを約束します」と述べた。

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