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【動画】『VOLTES V LEGACY(原題)』メガ・トレーラー
原作となるアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』は、『超電磁ロボコン・バトラーV』に続く長浜ロマンロボの第2弾として制作。敵を倒すロボットアニメの爽快感に、監督・長浜忠夫がストーリー性を追加し、敵味方双方の人間ドラマや、普遍的なテーマである“家族”に焦点を当てたことで、大人も楽しめるアニメに仕上げた。
アニメーション制作に日本サンライズ(現:サンライズ)、キャラクター原案に聖悠紀、メカニック設計にメカマン(中村光毅、大河原邦男ら)、スタジオぬえ、アニメーションキャラクターに佐々門信芳、金山明博、仕上げにシャフト、ディーン(現:スタジオディーン)、各話の演出にとみの喜幸(富野由悠季)、横山裕一朗、寺田和男、山崎和男らと、その後アニメーション業界のトップを走ることになったスタジオ、クリエイターが参加していたことも、この作品のもたらした影響の大きさを物語っている。
日本では、47年前の1977年6月4日にテレビアニメ第1話が放送。すぐに海外での展開も始まり、特に熱狂的に受け入れられたのがフィリピンだった。親子の離別、主人公をめぐる衝撃的な展開、異母兄弟との対決、圧政への抵抗と革命、そして解放というストーリーや、“角のある者が貴族階級として君臨し、角のない者たちを支配する”という敵・ボアザン星の設定を通じて差別問題に踏み込んだ長浜作品ならではの重厚感が、当時のフィリピンの人々の心情とリンクした。
再放送も繰り返され、とある調査ではフィリピンの実に94%の人がアニメを知っており、第2の国歌と呼ばれるまでになった主題歌「ボルテスVの歌」は日本語で歌える人が多い。そんなフィリピンの人々の熱烈な愛によって、約半世紀の時を経て実写化が実現。1本の映画と90話(1話25分前後)にもおよぶテレビシリーズという形で結実した。
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公開決定記念スペシャルムービーは、原作アニメを見ていた人なら懐かしいと感じる主題歌「ボルテスVの歌」と共に始まるもの。4:3画角のアナログ放送からの進化、さらにCGになったことにより金属の重さを感じさせながらも、スクリーンを縦横無尽に動くボルテスVの大迫力のアクションが映し出される。
併せて公開された場面写真が捉えているのは、戦闘中のボルテスV。攻撃を受け地面に片膝をつきながらも、敵に立ち向かおうとするボルテスVの臨場感あふれるカットとなっている。
今回の日本公開をきっかけに、フィリピンで放送されたテレビシリーズが日本のために特別編集され、今秋、TOKYO MXにて放送されることが決定。フィリピンオリジナル版90話の日本展開についても、順次発表が予定されている。
また東京・秋葉原にある「TAMASHII NATIONS」のフラッグシップショップ「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」で開催されている「超合金」生誕50周年のアニバーサリーイベントにて、『ボルテスV レガシー』の最新試作品を展示中(7月1日まで)。
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映画『ボルテスV レガシー』は10月18日(金)より公開。
※監督のコメントは以下の通り
<コメント全文>
■マーク A. レイエス V
日本のみなさん、こんにちは。監督のマーク・レイエスです。『ボルテスV レガシー』の日本公開決定、おめでとうございます! 「ボルテスV」への私たちの愛と情熱を感じて、楽しんでください! レッツ・ボルトイン!