史上3頭目の達成なるか 函館SS昨年覇者が壁を乗り越え連覇狙う

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2024年06月05日 18:30  netkeiba

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函館スプリントSの連覇を目指すキミワクイーン(昨年6月撮影、ユーザー提供:ともやんさん)
 いざ19年ぶり3頭目の偉業へ。キミワクイーン(牝5、美浦・奥村武厩舎)が函館スプリントステークス(3歳上・GIII・芝1200m)で連覇に挑む。

 キミワクイーンは父ロードカナロア、母チェリーペトルズ、母の父ダイワメジャーの血統。ここまで16戦5勝。3歳夏以降はスプリント路線を歩み、昨年の函館スプリントSで重賞初制覇を果たした。その後はキーンランドCが7着、スプリンターズSが10着、京阪杯が11着、オーシャンSが5着だが、いずれも勝ち馬から0秒8差以内。脚質的に安定感に欠ける面を考慮すれば、いずれもそこまで悲観する内容ではなかった。前走のダービー卿CTは最下位16着だが、距離が長過ぎたのでもちろん参考外。適距離、しかも2戦2勝の洋芝に戻る今回は巻き返しのタイミングといえる。

 前身の札幌スプリントS時代も含め、このレースの連覇に挑んだ馬は12頭いるが、勝ったのは96年のノーブルグラス、05年のシーイズトウショウの僅か2頭のみ。06年以降の7頭は全て人気以下の着順に終わっている。昨年と同じ横山武史騎手とのコンビで分厚い壁を乗り越えることができるか、今年も人馬一体の走りが求められることは間違いない。

【函館スプリントSで連覇に挑んだ馬】カッコ内は人気
・95年・4着ゴールドマウンテン(2)
・96年・1着ノーブルグラス(3)
・97年・4着ノーブルグラス(9)
・01年・2着タイキトレジャー(1)
・05年・1着シーイズトウショウ(2)
・06年・2着シーイズトウショウ(1)
・07年・14着ビーナスライン(2)
・10年・13着グランプリエンゼル(9)
・13年・7着ドリームバレンチノ(1)
・16年・12着ティーハーフ(4)
・18年・14着ジューヌエコール(6)
・22年・16着ビアンフェ(3)

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