親子タッグが函館スプリントSで待望の重賞初制覇へ 開幕週の函館で逃げ切りV狙う
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2024年06月05日 20:00 netkeiba
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重賞初制覇を目指すアサカラキング(今年2月撮影、ユーザー提供:ひひさん) 父子タッグでの重賞初制覇なるか。父・斎藤誠調教師と子・斎藤新騎手のコンビが、アサカラキング(牡4)で函館スプリントステークス(3歳上・GIII・芝1200m)に参戦する。
斎藤誠調教師は06年に開業。これまでにヌーヴォレコルトやゴスホークケンを手掛け、JRAで重賞10勝を含む490勝。全国リーディングは一昨年が8位、昨年が11位だから、関東を代表するトップトレーナーだ。一方の斎藤新騎手は19年にデビュー。JRAでは昨年まで5年連続で30勝以上を挙げている。もちろん、父子タッグで挙げた白星も多く、JRAでは450戦41勝。ただ、重賞に限ると12戦して23年エルムSのワールドタキオン、今年の阪急杯のアサカラキングの2着が最高着順。3着と5着も1回ずつあるが、惜しくも勝利には手が届いていない。
函館スプリントSにはアサカラキングで挑む。デビューから中距離路線を歩み、未勝利こそ勝ち上がったが、2勝目が遠かった。しかしながら、昨年末から短距離に転じ、斎藤新騎手が主戦に固定されると、1勝クラス→2勝クラス→3勝クラスと破竹の3連勝。前々走の阪急杯ではウインマーベルにハナ差屈し、惜しくも重賞初制覇はならなかったが、前走のモルガナイトSを完勝。今回が再びの重賞チャレンジとなる。
当レースは開幕週に行われることが多いこともあって、近6回中3回が逃げ切りと前有利の一戦。待ちに待った父子でのタイトル奪取となるか、その走りに要注目となる。
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