ドイツ代表では長年控えGK…テア・シュテーゲンが胸中を明かす「非常に残念なことだが…」

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2024年06月06日 15:08  サッカーキング

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ドイツ代表では正GKに定着できないテア・シュテーゲン [写真]=Getty Images
 バルセロナに所属するドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが、代表チームでの定位置争いについて言及した。5日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 圧倒的な実力を誇りクラブで絶対的な地位を築きながらも、ナショナルチームでの国際舞台とは無縁のキャリアを送る選手がサッカー界には存在する。テア・シュテーゲンもその中の一人に数えられるだろう。2014年夏から在籍するバルセロナで絶対的守護神に君臨し、数々のタイトル獲得に貢献している32歳だが、ドイツ代表でのキャップ数は「40」。バイエルン所属のGKマヌエル・ノイアーの高い壁に阻まれ、FIFAワールドカップとEUROでは未だ試合出場がない。

 今夏には自国開催のEURO2024を控えているドイツ代表だが、ユリアン・ナーゲルスマン監督は3月の時点でノイアーの正GK起用を示唆。テア・シュテーゲンは控えGKに回る可能性が高いと見られている。

 EURO2024の開幕が現地時間14日に迫るなか、テア・シュテーゲンが代表チームでの自身の現状について言及。「マヌとは良い関係性を築けているよ。同じポジションで同じ目標を争っているからといって、彼のことが気に入らないわけではない」と“ライバル”ノイアーとの関係性に問題がないことを強調しつつ、次のように胸の内を明かした。

「望んでいたような状況ではないし、気持ちの良いものではない。しかし、例え彼(ナーゲルスマン監督)の考えに同意できなかったとしても、監督の決定は受け入れられ、尊重されなければならない。僕自身にとっては非常に残念なことだよ。でも、結局のところはグループに対する責任があるし、できるだけ力になりたいと思っているんだ。自分のパフォーマンスを発揮し、最高レベルを保てるように努めるつもりだよ。監督にとっても簡単な決断ではないが、重要なのは僕がそれを受け入れることだ」

 1996年大会以来28年ぶりの欧州制覇を目指すドイツ代表。グループステージではスコットランド、ハンガリー、スイスと対戦する。

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