マンU、契約満了迎える36歳DFエヴァンスと契約延長の交渉中？

　マンチェスター・ユナイテッドは北アイルランド代表DFジョニー・エヴァンスと契約延長交渉を行なっているようだ。5日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　現在36歳のエヴァンスはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身。アントワープやサンダーランドへの期限付き移籍を経て2008年5月に所属元のマンチェスター・ユナイテッドに復帰すると、2015年8月にウェスト・ブロムウィッチに移籍するまで、3度のプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ（CL）優勝などを経験した。2018年夏にレスターに加入すると主力として活躍し、公式戦152試合に出場した。

　しかし、契約満了に伴い、2022−23シーズン限りでレスターを退団したエヴァンスは、昨夏には今後の選択肢を検討するために、古巣マンチェスター・ユナイテッドでU−21の選手らのトレーニングに参加。アカデミーの練習プログラムの一環としてトップチームの練習にも参加すると、エリック・テン・ハフ監督やコーチらから高く評価されたことで短期契約を経て、1年契約を締結した。

　今シーズンはチームの守備陣に負傷者が続出していたなか、エヴァンス自身も離脱を余儀なくされる期間があったものの、最終的には公式戦30試合に出場する活躍を見せた。それでも、現行契約が2024年6月30日までとなっていることから、今夏も去就には注目が集まっている。

　そんななか、今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドはエヴァンスと契約延長の話し合いを進めているという。これにより、来シーズンも再び同クラブでプレーする可能性が浮上しているようだが、果たして合意することはできるのだろうか。