アーセナル、エヴァートンの22歳MFオナナに関心？…ギマランイスらと共に動向注視か

　アーセナルがエヴァートン所属のベルギー代表MFアマドゥ・オナナに関心を寄せているようだ。6日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　マンチェスター・シティとの熾烈な優勝争いに敗れ、プレミアリーグで2年連続の2位に終わったアーセナルは、今夏の移籍市場での戦力拡充を画策。センターフォワード（CF）やウイング（WG）、左サイドバック（SB）等が要補強ポジションと見られており、ライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコやジローナ所属のウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフら複数選手への関心が報じられている。

　ガーナ代表MFトーマス・パルティの去就が不透明となっている中盤も、ミケル・アルテタ監督が補強を臨むポジションの一つ。今回の報道によると、以前から関心を寄せているニューカッスル所属のブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスやレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディに加え、2022年夏からエヴァートンに在籍し、プレミアリーグでの実績豊富なオナナの動向も注視しているようだ。

　現在22歳のオナナはハンブルガーSVとリールを経て、2022年夏にエヴァートンへ完全移籍で加入した。守備的MFを主戦場にここまで公式戦通算72試合に出場し4ゴール3アシストをマーク。また、2022年6月にデビューを飾ったベルギー代表では、国際Aマッチ通算12キャップを数える。

　オナナを巡っては、アーセナルと同じくロンドンを本拠地とするチェルシーも獲得に興味を示しているとのこと。一方で、以前から動向を注視していたバルセロナについては、ハンジ・フリック新監督就任に伴い、関心を断つ可能性があるようだ。同選手とエヴァートンとの現行契約は2027年6月末まで。果たして今夏の移籍市場で実際にオファーを提示するクラブは現れるのだろうか。