今からが本格化する時期? 細江純子が函館SSで期待する短距離の逸材とは

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2024年06月07日 21:00  netkeiba

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▲競馬メディアなどで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
◆函館SSの注目馬

 先週の安田記念は、ロマンチックウォリアーの強さが際立つレース振りでしたね。

 予想においては、もう1頭の香港馬ヴォイッジバブルの方が、マイル適性が高いと思っていましたが、当日のパドックでのロマンチックウォリアーの迫力振りに圧倒されました。

 また胴の詰まった体型から、マイル適性の高さがうかがえると共に、誘導馬がいないことにより少々暴走気味とも思える返し馬ではありましたが、個人的には、スピード溢れる走りに、2000mからのマイルという不安が消えさるものでした。

 また2着となったナミュールにおいては、中2週の再度の東京輸送の中ですから、本当に立派。そして3着となったソウルラッシュにおいても、当日の馬体は素晴らしく映りましたし、スタート後のポジショニングにおいても、さすがモレイラ騎手と思えるものでした。

 ただ終わってみると、ソウルラッシュにおいては惰性をつけて直線を迎えられるコース形態の方があっているように感じました。

 競馬にタラレバは禁物ですが、パドックを見た時点で、ロマンチックウォリアーとソウルラッシュのワイドが3.5倍もつくならば、この1点で良かったなぁ…と後悔でした。

 さぁ今週から函館がスタート。夏が始まりますね。

 開幕に行われる重賞・函館スプリントSですが、注目はアサカラキング。

 3番という枠的にもハナをきりそうな展開が想像できます。

 もともと中距離を中心に走っていた馬が、距離短縮後、スピードの持続力を武器に好成績を収め、前走においては初の1200mの中、ハイペースでの逃げ切り勝ち。

 また2走前の阪急杯では2着に敗れはしたものの、外枠もありましたし、負けてツヨシの内容で、今後の短距離で大きいところを狙える逸材だと確信する走りでもありました。

 年齢的にも、今からが本格化する時期。

 期待します。

 相手には、その阪急杯で10カ月振りの休み明けながら4着と好走したサトノレーヴ。

 走りや体型的な面から1400mよりも1200m向きの印象ですし、経験&勝利もしている函館という点にも魅了されます。

 それでは皆さん、日曜午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。

 ホソジュンでしたぁ。

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