オランダ、2戦連続の4発完勝でEURO本大会へ弾み!…X・シモンズ、マレンらネット揺らす

0

2024年06月11日 11:35  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

先制点を決めたX・シモンズ [写真]=Getty Images
 国際親善試合が現地時間10日に行われ、オランダ代表とアイスランド代表が対戦した。

 36年ぶりの欧州制覇を目指すEURO2024に向けて調整を進めるオランダは、現地時間6日に行われた国際親善試合でカナダを4−0で撃破。その試合のスタメンからGKバルト・フェルブルッヘンとFWメンフィス・デパイを除いた9名を入れ替え、アイスランドとの本大会前最後の強化試合に臨む。

 序盤から攻勢を強めるオランダは15分、敵陣左サイド深い位置でボールを受けたデパイがカットインから右足を振り抜くも、ボックス内から放たれたシュートはGKハウコン・バルディマルソンがセーブ。23分にはヨエイ・フェールマンがボックス手前左から柔らかいクロスを供給し、ファーサイドに走り込んだデンゼル・ダンフリースが頭で折り返す。これをゴール前でフリーのシャビ・シモンズが難なく押し込み先制に成功した。

 リードを奪ったオランダは27分、ネイサン・アケの絶妙な浮き玉パスに抜け出したコーディ・ガクポが滑り込みながら折り返し、最後はデパイが至近距離からシュートを放つも枠を捉えられず。37分にはダンフリースが敵陣右サイドで起点を作り、ボックス左角付近のガクポへ展開。ガクポはカットインから右足でニアサイドを狙ったが、低い弾道のシュートは枠を外れた。前半はこのまま1−0で終了する。

 後半開始早々の49分、右CKを獲得したオランダはフェールマンのキックをイェルディ・スハウテンとアケが頭で繋ぐと、最後はフィルジル・ファン・ダイクがヘディングシュートを叩き込み追加点を奪う。その後は両チームが次々と選手を入れ替えるなか、70分にはアイスランドに決定機が到来。ステファン・テイトゥル・ソールザルソンがバイタルエリアへ持ち込み強烈なミドルシュートを放ったが、鋭く落ちたボールは惜しくも左ポストを叩いた。

 79分、オランダは中盤まで下がってボールを受けたデパイが相手DFラインの背後へ浮き玉を送ると、これに反応したのは途中出場のドニエル・マレン。GKとの1対1を冷静に沈めリードを3点に広げる。さらに90+3分にはフェールマンのスルーパスでボックス内左へ抜け出したマレンが中央へ折り返し、こちらも途中出場のヴァウト・ヴェグホルストが流し込みネットを揺らした。

 試合はこのまま4−0で終了。2戦連続で大量4ゴールを挙げたオランダがEURO2024前最後の強化試合を白星で飾った。オランダはEURO2024本大会でグループDに入っており、ポーランド、フランス、オーストリアと対戦する。

【スコア】
オランダ代表 4−0 アイスランド代表

【得点者】
1−0 23分 シャビ・シモンズ(オランダ代表)
2−0 49分 フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表)
3−0 79分 ドニエル・マレン(オランダ代表)
4−0 90+3分 ヴァウト・ヴェグホルスト(オランダ代表)

【スターティングメンバー】
オランダ代表(4−2−3−1)
GK:フェルブルッヘン
DF:ダンフリース(76分 ヘールトロイダ)、デ・フライ、ファン・ダイク、アケ(66分 ファン・デ・フェン)
MF:スハウテン(66分 ワイナルダム)、フェールマン、X・シモンズ(76分 フリンポン)、ラインデルス、ガクポ(75分 マレン)
FW:デパイ(84分 ベグホルスト)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定