マーメイドSはかつて「10R」で行われていた? 理由は“今年とは異なる”発走時間の繰り下げ

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2024年06月11日 19:30  netkeiba

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「10R」のマーメイドSを制したコスモプラチナ(c)netkeiba
 今週末に京都競馬場で行われるマーメイドステークス(3歳上牝・GIII・芝2000m)。今年は普段通り11Rに予定されている同レースだが、08年〜10年の3年間だけ、「10R」で行われていたことがあった。理由はご存知だろうか。

 JRAによれば、ファンにゆとりをもって競馬を楽しんでもらうため、「発走時間の繰り下げ」を実施していたためだという。行っていたのは04年〜10年の夏季、秋季競馬の一部開催。同期間には、宝塚記念や札幌記念といったビッグレースも、9Rないし10Rで行われていた。さらに08年〜10年においては、マーメイドSがある6月の阪神開催においても実施。同レースが10Rに設定されていた。

 理由は異なるものの、今夏はひさびさに発走時間の繰り下げが行われる。暑熱対策のため、7月27日〜8月4日の新潟競馬において実施。具体的には1Rの発走時間をやや早めて、9時35分からスタート。その後11時35分〜15時10分まで日中に休止時間を設け、メインレースを「7R」として15時45分に発走。最終レースは日没が近づく18時45分となる。

 一部の例外を除いて重賞レース、メインレースは「11R」という認識を持っているファンは多いはず。アイビスサマーダッシュやレパードSが行われる新潟開催では、馬券の買い間違いなどに注意が必要そうだ。

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