![](https://news-image.mixi.net/article/77/77_20240611_107659_001.jpg)
湿気の多い場所にカメラやレンズを置きっぱなしにしていると、カビが発生することがあります。レンズの内部に曇ったような汚れがあると思ったらカビだった、というのはよくある事例です。
そんなカビからカメラを守るために、今回は100均グッズを活用した湿気対策方法を紹介しましょう。
カメラを入れるケースを準備する
![100均で購入したプラスチックケース。カメラやレンズが余裕をもって入るサイズのものを選ぶ。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/640/auto/aa/gm/article/5/0/3/6/5/6/202405141646/dry-02.jpg)
まず、カメラやレンズを入れるケースを探します。
100円ショップには様々なプラスチックケースが売られていますが、保管したい機材を余裕をもって入れられるサイズのものを選びましょう。
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![密閉できるフタ付きのケースを選ぶ。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/640/auto/aa/gm/article/5/0/3/6/5/6/202405141647/dry-03.jpg)
ケース選びのもう1つのポイントは、密閉できること。
パッキン付きのフタがあるのが理想ですが、他にも密閉できるケースはあるので、使いやすいものを選んでみましょう。
除湿剤を準備する
![100均で売られている除湿剤の一例。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/640/auto/aa/gm/article/5/0/3/6/5/6/202405141649/dry-04.jpg)
ケースの次に準備するのは、除湿剤です。ここでいう除湿剤とは、タンスの中などに入れて湿気を吸収してくれる物を指します。
商品によっては「カメラ保存用」と表記されているものもありますが、書かれていなくても同様の性能を持つ商品であれば代用可能です。
![不織布に入った除湿剤。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/640/auto/aa/gm/article/5/0/3/6/5/6/202405141650/dry-05.jpg)
除湿剤は不織布などで包まれているので、そのままケースに入れて使用することができます。
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![ケースのサイズに応じた除湿剤の量を使用する。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/640/auto/aa/gm/article/5/0/3/6/5/6/202405141651/dry-06.jpg)
除湿剤のパッケージには、どれくらいの空間に対して有効なのかが明記されています。これを目安に、ケースのサイズに適した分の除湿剤を用意しましょう。
ケースに機材と除湿剤を入れる
![保管する機材と除湿剤をケースに入れる。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/640/auto/aa/gm/article/5/0/3/6/5/6/202405141652/dry-07.jpg)
ケースと除湿剤が揃ったら、ケースの中に機材を入れます。
一眼カメラなら、カメラボディとレンズはそれぞれキャップをつけて、単体で保管するのがいいでしょう。
![フタをして密閉したら、湿度の低い場所で保管する。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/640/auto/aa/gm/article/5/0/3/6/5/6/202405141654/dry-08.jpg)
必要なものをすべて入れたら、フタを密封して完成です。
これでカビの発生を完璧に防げるわけではありませんが、ある程度の湿気対策は出来ているはずです。ケース自体も出来るだけ湿度の低い場所に置くことをおすすめします。
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(文:瀬川 陣市(写真撮影ガイド))