“整形級のメイク”の達人、産後17kg増の“ものまねメイク”ママ…コンプレックスを原動力に別人級の変化

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2024年06月13日 11:30  ORICON NEWS

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別人級メイクの達人へのインタビューを振り返り、写真は“整形メイクのみゆ。”さん
 整形はせずにメイクだけで別人のように変身するYouTube動画がバズっている。今回はメイクからそれぞれ“学び”を得た2人のインフルエンサーをピックアップ。化粧だけで大胆イメチェンできる秘訣や外見を変えることで得た知見など、取材当時に聞いたエピソードをあらためて振り返る。

【ビフォーアフター】「この差はヤバイ」と反響多数、整形メイクのみゆ。一重すっぴんから衝撃のくっきり二重顔へ

■重たい一重、ニンニク鼻、たらこ唇…コンプレックスがメイクの原動力に

 チャンネル登録者数24万人を超える人気美容系YouTuberとして活躍する“整形メイクのみゆ。”さん。特に、石原さとみのものまねメイクのプロセス動画がブレイクのきっかけとなった。27歳で1児の母でもある彼女がメイクを始めたのは高校生に入る前。“整形級のメイク”で人生を大きく変わった。

 自身の顔のコンプレックスについて「すべてが嫌でした。目は重たい一重だし、鼻はニンニク、口はたらこ唇……ひとつも良いと思えるところがありません」と明かすみゆ。さん。

 外に出ると「ブス」「こけし」とか言われていたが、初めて”整形メイク”をすると「『ブスブス』言ってたクラスの男子にも『かわいくなった」と言われてびっくりしましたね(笑)』と驚きの変化があった。

 SNSでメイクを発信するのは「Twitter(現X)にアップしたら『勇気が出ました!』『私も悩んでいたけど元気が出た』とコメントがきてそれがすごく嬉しくて…。人を元気にできるってすごい! と思ってメイクを載せ始めました」と反応があったことからより意欲的になった。

 なかでも、石原さとみのものまねメイクは大きな反響を得た。「私自身が大ファンだったので、大変恐縮ですがメイク動画のコメントで『少し似ている』『このメイクをすると変われる!』と言っていただいて本当に嬉しかったです!」と振り返る。

 中には批判や辛辣な言葉もあったが、整形メイクを始めて「か・な・り! 幸せになりました!」と語るみゆさん。「メイクをし始めたことで自分に自信が出てきて、好きな人に告白してみたらOKをもらえたんです! それが今の旦那さんです」と結婚まで実現。

 彼女にとってメイクは「自分に自信をくれるお守りです」と明かす。これまでの活動を生かし、2021年11月には自身がプロデュースしたコスメブランド『MYUNT』立ち上げるなど、活躍の場を広げている。

■産後体重17kg増…3児の母が“ものまねメイク”にたどり着いた思い

 メイクですっぴんから別人のように変身する“詐欺メイク”で話題のゆきだるまさん。石原さとみや安達祐実ら人気女優のものまねメイクから、初音ミクや童話風のキャラクターメイクで注目を集めている。そんな彼女がメイクを始めたのは、結婚して第一子を出産してから。出産で太ってしまったことをきっかけに始めたが、今やメイクは彼女の大切な「鎧」となっている。

「産後17kgも体重が増えてしまい、鏡を見たくなくなった時期があったんです。自撮りをするときに斜め上から撮影しても、二重アゴが隠せないレベルで……。高校時代の友人に会ったときに『太ったね』とストレートに言われてしまって(笑)。それがきっかけで『変わりたい』と思ったんです」

 学生時代から自身の顔にはコンプレックスがあり、二重に憧れがあった。「とにかく毎日練習しました」と試行錯誤を経て二重の技術を身につけ、さまざまなタイプの化粧品を試した。そうして習得した“詐欺メイク”には「すっぴんとの差をつけるのはもちろんですが、コスプレメイク以外は外に出ても違和感のないメイクを心がけています」とこだわりが詰まっている。

 メイク技術を初めてYouTubeで公開したのは石原さとみのものまねメイクで、化粧をしていく過程も投稿。しばらくはテロップのみでの説明だったが、自分の声でメイクの説明も始めた。

「あがり症で喋るのがとても苦手なんです。初めて声を出したのはコスメを比較する動画でしたが、使用感などをしっかりと伝えるにはトークは必要だと思い腹をくくりました」

 視聴者から心無い言葉もあったが「否定的でも自分のことに興味を持ってくださるとてもありがたい存在だなと感じています」と前向きに受け止めている。「宝物」である家族にも支えられ、メイク動画を投稿し続けている。

 ゆきだるまさんにとってメイクは「自分に自信を与えてくれるものであり、自分を守ってくれる『鎧』です。そしてメイクをするとオン・オフが切り替わる気がしていて、私の『やる気スイッチ』かなと思っています」と宣言していた。

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