パドレス接戦制し3連勝　松井裕樹4戦連続無失点、スアレス防御率0.61で4勝目

○ パドレス 5x − 4 アスレチックス ●
＜現地時間6月12日　ペトコ・パーク＞

　パドレスの松井裕樹投手（28）が12日（日本時間13日）、本拠地でのアスレチックス戦に救援登板。1回1安打無失点の好リリーフでチームの3連勝に貢献した。

　松井は2−3と1点ビハインドの7回に4番手として登板。先頭打者の内野安打と自らの暴投で無死二塁のピンチを招いたものの、3番・アンドゥハーを遊飛に退けたあと4番・ソダーストロムは右飛。最後は5番・ランゲリアーズをスプリットで空振り三振に仕留め1点ビハインドを保った。

　この日は1回17球、1安打無失点、1奪三振1暴投の内容。これで4試合連続無失点とし、防御率は.4.30となった。

　パドレス打線は2−4と2点を追う8回裏、4番に入ったソラノがこの試合2発目となる3号2ランを放ち同点。9回裏は7番・ソラノが、この試合2発目となる5号ソロを右翼ポール際へ運び2試合連続のサヨナラ勝ちを決めた。

　勝利投手は同点の9回表を1安打無失点に抑えたスアレス。元阪神の守護神は6試合連続無失点で4勝目（0敗17セーブ）を挙げ、今季28登板で防御率0.61。「1イニングに何人の走者を許したか」を示すWHIPは0.68と抜群の安定感を誇っている。