昨夜、岡山県矢掛町の民家で高齢の男女2人が死亡した状態で見つかりました。警察は、この家に住む夫婦が無理心中を図った可能性も含め、殺人事件として捜査しています。
きのう午後10時ごろ、岡山県矢掛町小田にある民家の1階の寝室で、75歳くらいの男性が座った状態で、70歳くらいの女性が布団の上でうつ伏せになり倒れた状態で、ともに動かなくなっているのを、家を訪れた三女(41)が発見し、警察に通報しました。
警察によりますと、2人の胸や腹には外傷があり、さらに男性の首にはひもがかかっていて、2人とも死亡が確認されました。2人の間には血の付いた刃物がありましたが、発見された当時、家の窓は施錠されていて、窓などは壊されていなかったということです。
警察は、2人が無理心中を図った可能性があるとともに、亡くなった2人がこの家に住む川上幸延さん(76)と妻(68)とみて身元の確認を急いでいます。