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東京・港区にある伊藤忠商事の敷地内などに明治神宮外苑の再開発への抗議とみられる「落書き」をしたとして、警視庁公安部が環境活動家で大手自動車メーカーの外国籍の男性ら5人を書類送検しました。
暴力行為等処罰法違反などの疑いで書類送検されたのは、30代から60代の環境活動家で、▼フランス国籍の大手自動車メーカーの男性、▼アメリカ国籍の大学准教授の男性、▼イギリス国籍の高校教諭の男性、▼カナダ国籍の高校教諭の男性、▼日本人の会社員の男性の5人です。
5人は去年7月、明治神宮外苑にある「神宮第二球場」の解体工事現場を囲う板の31か所に、緑や青、赤の塗料で木が折れている絵や「皆の神宮外苑守ろう」などと落書きをした疑いがもたれています。
また、3人は去年10月、再開発事業を担う伊藤忠商事の敷地内にあるオブジェや壁など4か所に「木を切るな」などと落書きをした疑いももたれています。
警視庁公安部は5人が再開発に抗議する意図があったとみていて、「不法行為があれば適切に対処する」としています。
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