日弁連は6月14日の定期総会で「選択的夫婦別姓」の導入を求める決議を賛成多数で採択した。
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夫婦同姓を義務付ける民法750条が、「婚姻の自由」や「氏名の変更を強制されない自由」などを制限し違憲だとして、国に対し、選択的夫婦別姓制度の導入を求めている。
渕上玲子会長は冒頭のあいさつで、女性が姓を変えることがほとんどだとして、同姓の強制は「女性活躍の阻害要因。今こそ選択的夫婦別姓の実現を追求したい」とアピールした。
女性として初めて会長職についた自身についても、「日弁連、社会の男女共同参画を推進していく責任がある」と抱負を述べた。
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