東京都知事選に風雲急! 小池百合子vs蓮舫、女帝対決の行方は……

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2024年06月15日 20:10  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

今週の注目記事・1「蓮舫(56)の本性」(『週刊文春』6/13日号)「小池百合子 公約ドクターヘリで2・7億円無駄遣い」(『週刊文春』6/13日号)「『小池百合子』VS.『蓮舫』都知事選“5つの争点”」(『週刊新潮』6/13日号)
同・2「『マイナカード』中国人が大量偽造『保険証廃止』は止めた方がいい」(『週刊新潮』6/13日号)
同・3「『爆買いの父』ラオックス会長(羅怡文)に東京の火葬が乗っ取られていた!」(『週刊文春』6/13日号)
同・4「新しい学校のリーダーズ(KANON)『今すぐがいいの』同棲愛」(『週刊文春』6/13日号)
同・5「スクープ ミスチルコンサートで裏金四億円を作っていた!」(『週刊文春』6/13日号)
同・6「『虎に翼』『土居志央梨』演じる“男装の麗人”は実在したのか?」(『週刊新潮』6/13日号)
同・7「長谷川岳参院議員(53)から“カスハラ”を受けたタクシー運転手が告白」(『FRIDAY』6/21日号)
同・8「ベストセラー『定年後』著者楠木新さんが500人超を取材して導き出した結論!」(『サンデー毎日』6/16・23日号)
同・9「“大阪のお笑い”のパワーが落ちたのは吉本とテレビの“芸人使い捨て”が原因じゃねえか」(『週刊ポスト』6/21日号)

【巻末付録】ポストのSEXYグラビア採点!

 新潮編集長が交代するそうだ。現在の宮本太一編集長から、入社以来新潮一筋できた50代半ばの人物がなるそうだ。

 新潮は元々一度編集長をやると長い。その間に役員になるというのがお決まりのコースだが、今回は新潮編集長としては異例の“高齢”編集長になるようだ。

 現代と同じように新潮も休刊の噂が絶えない。書籍中心で、ほとんどマンガ雑誌をもたない出版社はどこも苦しいが、新潮も同じようである。

 伝説の編集長、斎藤十一が創刊した新潮は、あっという間に新聞社系週刊誌を駆逐し、その成功を見て文春、現代が創刊された。

 だが、文春も同じだが、紙の週刊誌の売れ行きは年々減ってきている。ネットに活路を見出そうと、「デイリー新潮」や「文春オンライン」に力を入れているが、両誌ともに紙の赤字を埋めるところまではいっていないようである。

 今回の人事は、次の編集長に新潮を継続させるのか、休刊するのかの選択を任せたのではないかとも噂される。

 私も現代編集長を引き受けるとき、社長から、「元木さんに全てお任せします。休刊という選択肢も考えてください」という趣旨のことをいわれた。

 1990年代初め。当時現代の実売部数はまだ50万部あった。それでも赤字がたしか2、3億あったと記憶している。ポスト、文春、新潮が実売70万部で競い合っていた時、現代だけ大きく離されていたのだ。

 自分も愛着を持っている週刊誌を、私の代で終わらせてなるものか。その思いだけだった。考え得る限りの手を打ち、おかげで私の代で部数をかなり伸ばすことができ、ポストと部数第1位を争うまでになった。

 今とあの当時とでは、週刊誌を取り巻く状況がかなり違うことはわかる。だが、老舗の灯を消していいのか、何としてでも生き残る。そのためには会社が眉を顰めるような企画もやらざるを得ない。

 新編集長にはその覚悟が求められるはずだ。だが、焦って赤報隊の時のような「誤報」だけはやらないように。

 新編集長に期待を込めて、エールを送りたいと思う。

 さて、今週もコレといったスクープはない。よって今週も順位なし。

 この欄では久々になるが、ポストのビートたけしのコラムを取り上げてみたい。

 かつてお笑いは東京と大阪の二つに分かれていた。今のように大阪の笑いが東京を席巻するようになるのはつい最近のことだ。

 だが、その大阪弁のお笑いもそのパワーを失いつつあるとたけしはいう。

「今は随分と大阪パワーは弱まったように思う。もちろん今でも『お笑い=大阪』というイメージだろうけど、サンドウイッチマンやナイツみたいな東のお笑いも台頭してきた。関西弁はリズムがウリだけど、彼らにはそれに対抗できるスピード感や歯切れの良さがある」

 大阪のお笑いが地盤沈下してきた理由をたけしは二つ挙げる。

「まずは舞台やテレビといった芸人の仕事場がどんどん衰退して、エンタメがネットやらSNSに取って代わられちまったことだ。
 これは吉本がやってきた戦略も関係していてさ。吉本はテレビ局と組んで、安いギャラで若手芸人たちをひな壇にジャンジャン送り込んだ。それだけじゃなくて、民放キー局はどこも吉本の大株主になるという『共存関係』ができあがって。ビジネスの面でのつながりがどんどん深まっていったんだよな。(中略)
 それによって『テレビで少し売れる』芸人を量産することには成功した。一方で、視聴者に飽きられたらすぐに違う若手にスイッチしちまう。言い方は悪いけど“使い捨て”のような状況を作っちまったんだよな」

 安いギャラでどんどん新しい芸人を供給してくれる吉本とは利害が一致したが、ネットが普及するとそうもいかない。テレビと吉本両方が厳しくなり、それが芸人たちを苦しめているというのである。

 もう一つの原因は吉本が「お笑いの学校」を作ったことにあるという。

「吉本の『NSC出身』という芸人が“飽和状態”になっちまった。昔の芸人はほかにやることがなくて最後にたどり着いた仕事だった。(中略)
 学校に集まった人たちは授業を受けて芸人になる。だから当然、売れるための方法みたいなのを伝授されるワケだよな。そうなるとどうしても芸は画一化されていく。しかも『東京で売れる』という目線で考えているからね。あっちのお笑いはそもそも“大阪ローカル”の文化だったはずだ。その匂いがどんどん消えちまっている気がするよ」

 たけし自らは、芸人を一生の仕事にしようと泥水を啜りながらやってきたが、

「彼らは『タレント』であって『芸人』ではないよ。
 古臭い言い方になっちまうけど、『芸人』としての心構えみたいなもんは学校で先生から教えてもらうもんじゃないと思うんでさ」

 私は、この考え方に賛成だ。芸のためなら女房も泣かす、それが芸人だと思う。テレビで何を食っても「うめ〜」としかいえない半端な芸人が、長く生き残れるわけはない。

 吉本興業を潰してタレントを芸人にするというような大ナタを振るわないと、関西から流れてきたお笑いタレントたちの寿命は長くないと、私も思う。

 お次はサンデー毎日から。

 私が61歳で定年になってからはや17年以上が過ぎた。何の特技も持ち合わせず、大した知識もない人間が「定年後」を生きるのは大変だと身にしみて思う。

 そうした人が多いから、楠木新が出した『定年後』がベストセラーになったのだろう。

 私が読んでも手遅れだが、楠木は、定年後を「60歳から74歳」までと、「75歳以降」と二つに分けて考えろという。

 定年後から74歳までは「黄金の15年」で、自分の得意なことを活かして起業したり、趣味を追求したり、学びなおしをしたらどうかというのである。

 楠木は75歳からの時期は「プラチナの期間」だという。口は重宝だから何とでもいえるが、私の体験からいうと、70歳を超えると60代とは全く違う人生が待っていると思う。

 それは体の不調だけではなく、友人たちが次々にいなくなっていくのだ。立川談志師匠がいっていたように、「昔話をする奴がいなくなって寂しい」という心境である。

 さらに楠木がいうように「資産寿命」も心細くなってくる。楠木は、自分がやりたいことを書き出せともいう。

 私も、「死ぬまでにやりたいこと10」というページをメールでつくり、思いつくとそこに書き込んでいるが、困ったのは、そんなにないのである。

「ハワイでもう一度ゴルフ」と書いたが、その次が思い浮かばないのだ。

「うまいものを食いたい」という気持ちも薄れ、「行きたい国もない」。週に2度ばかり、うまいコーヒーを飲みながら本を読みたいとは思うが、その「読みたい本」が思い浮かばないのである。

 書評欄で見つけた本を買ったり、図書館から借りたりしてパラパラ捲るのだが、読み通すことができるほどの本に出合うことはこのところほとんどない。

 今手元にあるのは、ハン・ガンの『別れを告げない』(白水社)だ。まだ読み始めたばかりだが、これは読み通せそうな“予感”はある。

 だが視力も落ちてきているから、活字よりも最近はもっぱらAudibleを聴いている。

 今は、津村記久子の『水車小屋のネネ』。これを寝る時に聞きながら寝入ってしまう。なかなか至福の時である。

 とまあ、後残された時間は少ないのに、ダラダラぼーっと生きているのは18年前から変わらない。

 こんなのは参考にならないでしょうな。

 お次は「カスハラ」について。

 私はこの言葉が大嫌いである。カスタマーハラスメントの略だそうだが、何でも略せばいいというものではない。

 これを見ると、人間のカスがハラスメントをしているように思えてならない。

 たしかに、こちら側に落ち度がある場合があるにせよ、ほとんどは、店側や電話の応対の悪さに起因している場合が多いはずである。

 そっち側を直さずに、客の不満やちょっとした怒声を、すぐにカスハラといわれては、こちとらとしては立つ瀬がない。

 私は確かに人間のカスだが、カスにも一部の理があるはずだが、FRIDAYが報じている長谷川岳(53)参議院議員の場合はどうか。

 この御仁、誰彼構わず威圧的な態度を取っていたことで知られ、中央省庁や自治体の職員へのパワハラで、5月29日、参院地方創生・デジタル特別委員会の委員長を辞めざるを得なくなった人物だ。

 たかが、参院のカスのような奴が、何を勘違いしているのか、やたらパワハラの権化のような所業を繰り返していたようである。

 そして今回は、長谷川が乗り込んだタクシーの運転手からの告発である。

 2019年9月のある日。乗車するなり、すごい剣幕で罵倒されたというのである。

 どうやら、無線で呼んだタクシーがなかなか来ないことに腹を立てていたようだ。

 いきなり「これでお代取るのか!?」ときた。

 運転手は「お代は結構です」と何度も頭を下げたが、今度は、ブティックの前で待機するようにいわれたという。

 2着購入した長谷川は、参議院会館へ向かうようにいった。

「国会の横を左折して議員会館へ入ろうと思っていたら、『右車線!』と言われました。『左は混むから』という理由です。右車線は直進レーンで議員会館に行けなくなるのですが、指示通り車線変更すると、今度は交差点の手前で『左折』と言われた。危険だと思いましたが、あまりの剣幕だったので従うしかなく、直進レーンから左折しました」

 長谷川は料金は払ったそうだ。

 FRIDAYが事務所に質問すると、「5年前のことであり、記憶も記録もなく確認することができず、ご回答することが困難です」という回答があったそうだ。

 こういう人間は、どこでも怒鳴り散らし、居丈高に振る舞っているから、記憶に残っているわけはない。

 議員議員と威張るな議員、議員人間のなれの果て、なんて戯れ歌でも歌いたくなる、このごろの議員たちの行状のお粗末さである。

 みっともないから早く議員を辞めたらどうかね。

 ところで、NHKの朝ドラ『虎に翼』が好調のようである。であると書くのは、私が全く見たことがないからだが、日本初の女性弁護士になる猪爪寅子がヒロインだそうだ。

 現代では女性弁護士など珍しくはないが、終戦直後では、司法試験を受ける事だって大変だっただろうし、世間の目も、「なんで女性が」という冷たい視線だったと思われる。

 今週の新潮によれば、このドラマの中で、ヒロインに負けず劣らずの話題をかっさらっているのが、土居志央梨(31)が演じる男装の麗人よねだそうだ。

「よねは寅子の学友として物語の序盤で異彩を放ちました。バレリーナ出身で168センチと高身長の土居が男性のような格好で、仲間の女学生たちにつらく当たる演技が衝撃的だったのです。しかし、そのすぐ後、よねには姉が女郎に身売りされるなどの哀しい過去があり、ゆえに女性らしさと訣別したことが明かされました。以降、寅子たちとの友情を育んでいくのです」(スポーツ紙記者)

 新潮は、この当時「男装の麗人」は実在したのかという問いを発しているが、これは新潮らしくもない。

 男装の麗人として有名だった水の江瀧子を忘れたのだろうか。

 ウイキペディアにこうある。

「1928年に東京松竹楽劇部(後の松竹少女歌劇部、松竹少女歌劇団、松竹歌劇団)に第1期生として入団。同期に小倉みね子ら。日本の少女歌劇史上初めて男性様に断髪した男役で『男装の麗人』の異名を取り、『ターキー』の愛称と共に1930年代から1940年代にかけて国民的人気を博した。また、宝塚少女歌劇より早い断髪の男役であった」

 大正時代のモボ・モガ時代から、男装の麗人は女性たちの憧れの対象でもあったようだ。

 お次は文春。この記事は今週の売り物なのだろうが、私にはよく分からない。

 お許し願って「文春オンライン」から引用させていただく。

――これまで数多くのヒット曲を世に送り出し、CD累計6000万枚以上を売り上げたMr.Childrenは今年、結成35年を迎えた。メンバー全員が50代を迎えた現在も精力的な活動を続け、今年7月からは全国11カ所でのアリーナツアーも予定される。そんなミスチルが2018年、2019年に開いた2つのコンサートツアーで約4億円の裏金が作られていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 不正の舞台となったのはミスチルの所属事務所「エンジン」と、関係会社でミスチルのコンサート制作を行う「クラッチ」という2つの会社だ。

 エンジン社の社長である谷口和弘氏(47)は、昨年11月、東京地検特捜部に金融商品取引法違反で在宅起訴されている。

「谷口氏と部下の松尾貴志氏は、衣料品を扱う上場企業の株価を吊り上げるため、粉飾決算や風説の流布に関わったと見られており、今年8月に初公判が開かれます。2人は東京地検の聴取に全面自供。事務所は『所属タレントは無関係で全く関与していない』とコメントしています」(社会部記者)

 ところが、その捜査過程で、ミスチルの活動にかかわる裏金作りが明らかになったのだ。
エンジン社の関係者は次のように証言する。
「昨秋の事件について、谷口氏はメンバー4人に謝罪し、許しを得ている。ただメンバーはミスチルに無関係の、谷口氏による個人的犯罪だと考えています。しかし真相は、コンサートでの裏金作り。メンバーにも直接関わる話です」――

 谷口は、サッカーを通じて知り合ったミスチルのリーダー桜井和寿に取り入り、スタッフから、チーフマネージャーに成りあがり、「エンジン」の代表取締役にまで出世した男だという。

 文春は「エンジン」社の内部資料を手に入れ、多くの関係者を取材して、約4億円に及ぶ裏金作りの全容を掴んだという。

――コンサートにおける裏金作りの手法は3つに分かれる。そのひとつが約2億円におよぶ経費の水増し請求だ。

 通常、ミスチルのコンサートは、エンジン社がクラッチ社に制作を委託。クラッチ社が舞台監督や照明など外部業者に発注する。外部業者はエンジン社に代金を請求し、クラッチ社はエンジン社から、別途、制作協力費を得ていた。

 ところが、こうしたコンサートの業務体制は、裏金捻出のため、2018年のコンサート時に変更された。

 業者はクラッチ社に請求し、そのクラッチ社は1割から2割水増しした額をエンジン社に請求する。その差額がクラッチ社にプールされるようになったのだ。谷口氏らはこうして得たプール金を、旧知のコンサル会社と、谷口・松尾両氏が設立した別会社を経て、自分たちの資産に替えようとしていた。エンジン社内では、水増し請求の詳細を記した二重帳簿も作られていた。

 その二重帳簿には「CLUTCH請求額」に1〜2割ほど上乗せされた額が「エンジン請求額」と記されている。例えばアリーナツアーのステージデザイン費では、2社の請求額に200万円の差額が生じていた――

 これらが事実なら、詐欺罪、背任罪にあたる可能性がある。

 だがミスチルはこれについてこう発表している。
スポーツ報知(6/5(水) 21:51配信)はこう報じている。

「4人組バンド『Mr.Children』の公式サイトが5日、更新され、『文春オンライン』で報じられた裏金疑惑報道を否定する文書が掲載された。
サイトで『週刊文春の記事について』と題する文書を公開。『「週刊文春」および「文春オンライン」に掲載された、コンサートチケットにまつわる記事についてです。本記事で書かれているような、コンサート収益についての不正行為は一切ございません』と全面的に否定。『また、公演のチケット代に関しては、物価、人件費等の高騰などの社会情勢を考慮しながらも、ファンの方々の負担が大きくならぬよう細心の配慮をし、メンバー、スタッフ間において誠実に、慎重に協議を重ねて決定しているものであり、不当な利益を得るための値上げであるといった事実は断じてございません』としている」

 だが、文春の報道は微に入り細を穿っている。

 全くの事実無根で済むのかどうか。文春が次号でもやってくるかな?

 さて、最近の音楽ユニットというのは聞いたことがない。

 最近、聞いているのは森進一、吉幾三、ちあきなおみ。“あの頃”を思い出し、涙しながら聞いている。

 第一、昨今の歌手たちの名前は横文字が多くて、聞いただけでは男か女かもわからない。

 文春の「新しい学校のリーダーズ」のメンバーのKANON(22)もそうだ。感じからすると女性らしいが。

 そのKANONが5月28日の午後11半、新幹線のプラットフォームに降り立ち、向かったのは、北海道出身の3人組ロックバンド「KALMA」のボーカルでギターの畑山悠月(23)のいる都内某所のマンションだったという。

 2人の交際は2年ぐらいになるが、その間には「破局危機」もあったというが、今は、同棲を始め、周囲には「将来結婚したい」と語っているそうだ。
まあ、お幸せに。

 同棲、結婚で幸せに向かう人もいれば、人生を全うして(?)亡くなる人もいる。ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

 その場合、世話になるのが葬儀屋である。だが、このところ葬儀代が上がっているというのである。その元凶が元電気量販店「ラオックス」の羅怡文会長だと文春が報じている。

 この羅会長、「ラオックス」を買収後、中国人のインバウンド需要『爆買い』に目を向け、免税店に変更して成功した人物だという。

 今回、火葬料金を値上げした「東京博善」は都内に6か所の斎場を運営しているが、その親会社が出版、印刷を本業とする「廣済堂(現・広済堂ホールディングス)」で、その筆頭株主が「ラオックス」だというのだ。

 その「東京博善」が6月1日、都内の火葬料を突然値上げすると発表したのだ。

「四年前まで、東京博善の一般的な火葬料金は五万九千円でした。それが六月一日からは、九万円と改定されたのです。例えば江戸川区の公営斎場『瑞江葬儀場』では、都民の火葬料は五万九千円。同じ二十三区内でも斎場によって三万円以上の差が生じてしまうことになる。加えて、横浜市だと市民の火葬料は一律一万二千円。東京博善の九万円がいかに高いかが分かります」(経済誌記者)

 公営、民営という違いはあるにしても、あまりにも阿漕なやり方ではないか。

 誰でも死ぬ。残された者はできるだけのことをして送ってやりたい。その時、火葬料を安くしてくれとはいいにくい。弱みに付け込んだ“悪徳”商法というしかない。

 東京博善が運営する落合斎場を擁する新宿区の吉住健一区長はこう語っている。

「株主向けの資料を読むと、人の死をまるでビジネスチャンスと捉えているように見える。彼らの都合で火葬料を引き上げられる現状には危機感を抱いています」

 私の住んでいるところは落合斎場にそう遠くないところである。私が死んだら、落合斎場だけは止めろといい残すか。しかし、そうなるとどこになるか。見つけておかなくては。

 老人社会だから多死が必然でもある。そうしたことをいいことに、金儲けしようなんて発想が卑しいではないか。

 羅会長は上海出身だという。中国では死者を金儲けの手段として使うことに批判はないのだろうか。ここ日本では、心無い坊主などもいるが、概ね庶民は、死んだ者を手厚く葬るのが習わしである。

 このままいくと「東京博善」で葬式をする人間がいなくなるかもしれない。そういう国なのだ、この日本は。

 お次は、新潮の「マイナカードが中国人に大量に偽造されているから、今年12月2日をもって紙の保険証を廃止するのは止めたがいい」という記事。

 私は、今でもマイナカードは持っていないし申請する気もない。紙の保険証で十分だし、更新時期には区役所から新しいものを送ってくるから、何ら不都合は感じない。

 私は古いものが好きだ。根が無精だから、銀行のキャッシュカードも未だに「三井銀行」のものを使い続けているが、何の問題はない。

 本当に河野太郎が今年末で保険証を廃止するというなら、出るとこへ出て争おうじゃないか。国の命令に逆らう奴は許さんというなら、戦前と同じじゃないか。

 自分が不便だと実感した時、人は新しい物を手に入れようとするのだ。当面、マイナカードはいらない。

 新潮によれば、偽装マイナカードにまつわる事件は後を絶たないそうだ。

 今年4月に、東京都の都議と大阪八尾市の市議が携帯を乗っ取られる事件が起きたという。

 偽造されたマイナカードを用いて本人になりすまし、SIMカードを紛失したと偽り、SIMカードを再発行してもらうという手口だそうだ。

 都議は、PayPayに紐付けられたクレジットカードを早速止めたため、金銭的な被害はなかったというのだが、これなどは、マイナカードがいとも簡単に偽造できてしまうために、これからは誰にでも起こりうることなのだろう。

 新潮は、実際に偽造に手を染めていた実行犯に話を聞いたという。その有印公文書偽造で逮捕された27歳の中国籍の女性は、こう語っている。

「中国から届くカードに、パソコンとプリンターを使って、データで送られてきた(生年月日や氏名などの)文字と顔写真を印刷するだけですよ。(偽造に使用する)パソコンとプリンターは特殊なものではなく、市販のものでした」

 彼女は、毎月600〜1800枚偽造して5カ月間で200万円ほど稼いでいたそうである。

 そうやって偽造されたカードは、“顧客”に1枚約1万円で販売していたという。

 そんな簡単に偽造できるマイナカードなんか危なくて持って歩けない。

 マイナカード普及など急がなくていい。ゆっくり時間をかけて何年でも「安心・安全」なものを作ってから国民に配ればいいのだ。

 河野太郎というデージンは、短兵急に何でもやりすぎる。ことは国民の命に関わることである。慎重のうえにも慎重であるべきだ。

 今週の最後は、しばらくぶりに「好勝負」になる都知事選についてである。小池百合子はこの原稿を書いている時点では出馬表明をしていないが、三選目指して出てくることは間違いあるまい。

 一方、いち早く出馬を表明した蓮舫は、勝ち目があると読んでの出馬であろう。

 私はこの戦いを「口先女決戦」と呼んでいる。甲乙つけがたい2人の女性は、まさに手も口も八丁同士。史上まれにみる面白い見ものになること間違いない。

 何誌か見て見ると、だいたい小池百合子やや有利、蓮舫がどこまで追い詰めるかという見方のようだ。

 小池のほうは2期都知事を続けた“実績”があるが、蓮舫のほうは小池の実績否定、自民党との癒着体質を批判するだけで、今回の都知事選で、何を目玉の政策に据えるのかがまだよく分からないというもの。

 お互い、小池は「カイロ大学卒業詐称疑惑」があり、蓮舫には8年ほど前に、父親の籍である台湾籍を抜いていなかったことが判明、民進党の代表だったが辞任せざるを得なくなった。

 共に脛に傷を持つ同士だが、小池の学歴詐称問題のほうが重大だという見方が多い。

 年齢は小池が71歳、蓮舫が56歳。容色比較では、やはりクラリオンガールからテレビのキャスターだった蓮舫が、このところとみに老け顔になってきた小池をリードという所か。

 では、家庭人としてはどうか。小池は独り者だから、愛人の存在でも出てくればマイナスになるだろうが、今のところはプラスもマイナスもなし。

 一方の蓮舫のほうには「離婚」していたというマイナスがある。

 文春によれば、2020年8月、27年間連れ添った亭主と別れているのだ。当時、蓮舫は文春の取材に対して、人生観の違いで、地方に生活の拠点を移そうとした夫と、東京選挙区の自分は動けないので、自分のほうから離婚を切り出したといっている。

 その亭主は、岩手県釜石市に移住し、昨年9月の釜石市議選に出馬し、初当選を果たしている。

 文春が元亭主に連絡したが、沈黙したままだった。

 さらに、同居していた母親も現在別居しているという。何か家族間に問題を抱えているのだろうか。

 不可解なのは、蓮舫の長男が、糸山英太郎(82)という元自民党衆院議員で、政界のフィクサーともいわれる人物と「養子縁組」していたというのである。

 元自民党だから、当然、糸山は保守派である。野党立憲民主党とは相いれないはずだが。

 文春で政治部デスクがこう話している。

「Aさん(蓮舫の長男)は政治への意識が強く、旧知の糸山氏と養子縁組をしたというのですが……。蓮舫氏も糸山氏も本件については一切コメントしておらず、真相が判然としないのです」

 糸山の秘書の内村公彦が取材に対して、養子縁組は事実だと認めているが、特別なことではなく、糸山が総長を務める湘南工科大に長男が入学し、自民党にも入党したというが、母子断絶ということではないという。

 しかもその後、2022年6月に養子縁組は解消しているというのである。政治家志向はあるようだが、母親ともそれなりに付き合っているようだ。

 また、だいぶ前に覚せい剤所持で逮捕歴のあるXと地方へ祭りを見に行ったことがあったが、指摘されて以後、「お会いしたことはありません」と蓮舫は答えている。

 小池百合子程ではないが、蓮舫も平坦な人生を歩んできたわけではない。

 人生いろいろあった2人が、都知事選というひのき舞台で相まみえる。

 私は小池政治に失望し、彼女の二枚舌三枚舌にはうんざりしている。蓮舫が都民が望んでいるような政策、都政のあり方を呈示できれば、彼女にも勝機は十分あると思っている。

 最後に、文春が、小池の公約した「ドクターヘリ」が、都民の血税の無駄遣いになっているという記事に触れておこう。

 2022年3月から東京都ドクターヘリが就航した。これは杏林大学医学部付属病院が医師や看護師を派遣する「基地病院」となり、入札の結果、ドクターヘリの運航は学校法人ヒラタ学園というところに委託されたそうだ。

 現在は多摩地区や西東京エリアだけで運航されているそうだ。だが、このヘリの運航実績が極めて悪いのである。2023年度、都のドクターヘリの運航回数は1360回だが、実際に患者を運んだケースはわずか306回。キャンセル率77%にもなる。他県では大体20%から30%以内。

 さらに、入札価格とは別に多額の金がヒラタ学園に支払われているというのである。それは、年間飛行時間で支払われるため、キャンセルが多くても、飛べば飛ぶほど儲かる仕組みだからだそうだ。

 杏林学園理事長の松田剛明は、「委託会社の変更も真剣に検討する」と文春に話している。

 文春は、血税の無駄遣いだと追及している。これなども都知事選の争点の一つになり得るのではないか。

 小池百合子圧勝とはいかない。都民の私はそう考える。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週はポストだけ。

「吉永小百合 可憐なマドンナ」。もうこれだけでいい! サユリ〜、サイコ〜。
「穿いてるほうが感じちゃう パンスト美女たちのエッチな体験談」

 袋とじ「Qカップの衝撃 魅惑の超乳クイーン Himari」。袋とじ「渡辺万美 世界が認めたフルヌード」

「おかぴー、タイへ行く 岡田紗佳」「独占公開 植原ゆきな 天下を狙うビキニ」

 今週は……、小百合だな。

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