未だ達成のない「セン馬」の宝塚記念勝利 シュトルーヴェが史上初の達成なるか

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2024年06月19日 07:00  netkeiba

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GI初制覇を目指すシュトルーヴェ(今年5月撮影、ユーザー提供:淳。さん)
 史上初の騙馬Vなるか。今年で65回目を迎える宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)だが、長い歴史のなかで騙馬が勝利したことは一度もない。

 グレード制が導入された84年以降に限ると、延べ25頭が出走して、14年のカレンミロティック、18年のワーザーの2着が最高着順。01年に8番人気のホットシークレットが3着に健闘するなど、伏兵の好走は多いが、惜しくも勝利に手が届いていない。

 今年はシュトルーヴェ(セ5、美浦・堀宣行厩舎)が参戦する。初勝利は3歳8月と遅かったが、そこから10戦6勝、2着3回と抜群の安定感を誇っている。とりわけ去勢から復帰後はJCベストレース記念、日経賞、目黒記念と重賞2つを含む3連勝。日経賞のような持久力勝負、目黒記念のような瞬発力勝負、どんな展開になっても確実に脚を使えるのが強みだ。

 ここは更に相手が強化されるが、目下の充実ぶりに加え、過去にリスグラシューで宝塚記念を制しているD.レーン騎手の手綱とあれば期待は高まるばかり。レース史に新たな1ページを刻むことを期待したい。

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