梅雨前に備えたい! 暑さと電気代値上げに備える「家電節約アイデア」

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2024年06月19日 11:01  マイナビニュース

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2024年は梅雨入りが記録的に遅くなる可能性もある……と言われていますが、気になるのはこれからの暑さ、そして電気代の値上げ。本格的な暑さが始まる前に、節約アイデアをチェックしておきましょう。



レンタル家電サービスを提供する「レンティオ」のWebメディア「Rentio PRESS」の責任者で家電製品アドバイザーの市川豪希さんに、「節電できる家電の使い方」を教えてもらいました。


○梅雨時の節約は「サーキュレーター」を活用!



暑さ対策にチェックしたい家電が「サーキュレーター」だそう。梅雨時期には部屋干しのニオイ対策として、夏は冷房の補助として活用できます。


○梅雨時期の使い方→部屋干しのニオイや湿気対策に



梅雨の時期、部屋干しをすると生乾きの嫌なニオイがしたり、部屋がじめじめしたりとネガティブなことだらけ。サーキュレーターで洗濯物に直接風を当てることで、乾燥時間を短縮させることができます。早く乾燥させることで雑菌の繁殖を押さえ、生乾き臭を防ぎます。



またエアコンのドライ機能や除湿器などと併用することで、湿気対策もより効率よく行えます。

○暑い時期の使い方→冷房効率をアップ



エアコンを使いだす夏の時期は、サーキュレーターを使うことで冷房効率をアップ。冷気を循環させることで、温度設定を控えめにしても部屋全体の温度を下げられます。


また置き場所によっても効果が変わるそう。オススメの置き場所は3箇所。まずは「エアコンの対角線上」。送風口に向けて風を当てましょう。次は「エアコンの反対側」に置いて、エアコンに風を向ける。そして3つめは「エアコンの下」に置いて、エアコンを背にして水平もしくはやや床向きに風を送ります。



なお梅雨時〜夏場だけ使う場合、必要な期間だけレンタルする「レンティオ」のようにサブスクリプションのサービスを活用すれば、保管場所の心配やメンテナンスの手間、そして購入にちょっと違ったな……というミスマッチを防ぐこともできます。製品によって特徴やデザインが異なるので、自室のレイアウトや広さ、自身の生活に合った機能を持つサーキュレーターを選べるでしょう。

○年間通してできる「家電の節電テク」もチェック!



暑さが本格的になると、ただでさえ冷房代がかさむのに、今年は5月・6月と電気代の値上がりも続きます。そのため夏場使う家電だけでなく、普段から使っている家電で節電できるテクニックがあれば知っておきたいもの。市川さんは「年間通して使用する"冷蔵庫"と"洗濯機"の使い方を見直すことからスタートしてください」とアドバイスをくれました。


○冷蔵庫の電気代を抑えるコツ



冷蔵庫の電気代を抑えるコツとして、7つのポイントがあります。


1:詰め込み過ぎを割ける

冷蔵庫の中身は全体の7割以下となるように意識し、冷気の吹き出し口を塞がないこと。



2:ドアの開閉は最小限にする

不必要な開閉は庫内の温度が上がりやすくなり、再度冷やす電気代が発生します。



3.室温に合わせて適切な温度に設定する

基本的に夏は「強」、冬は「弱」、春や秋は「中」に設定。



4.熱い食品は冷まして入れる

熱い食材を冷蔵庫へ入れると庫内の温度が上がり、冷やすために余分な電力を消費します。



5.適切な放熱スペースを取って設置する

冷蔵庫は上部・左右に放熱するためのスペースが必要ですが、この放熱スペースが不足していると庫内が冷えにくくなり、余分な電気代がかさみます。メーカーやドア数によって必要なスペースは異なります。

○洗濯機の電気代を抑えるコツ


1:洗濯物の量に見合うコースを選択し、まとめ洗いする

容量の8割程度を目安とし、最適なコースを選びましょう。



2:重い衣類は下のほうに入れる

重さのある衣類は下のほうに入れると回転効率が上がります。



3.フィルターの掃除をする

フィルターが詰まっていると、乾燥時間が長くなり電気代が高くなります。



4.電気代が安い時間帯に洗濯機を回す

各電力会社が用意する時間帯別電灯プランであれば、プランにより使用する時間帯で料金が分けられているケースがあります。


本格的な暑さが到来し、電気代がかさむ時期になる前に知っておきたい節約テクニック、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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