マヴカプコレクション発売もやはり「憲磨呂」削除 MARVELの拒否とロイヤリティ問題のため?

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2024年06月19日 15:10  おたくま経済新聞

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マヴカプコレクション発売もやはり「憲磨呂」削除 MARVELの拒否とロイヤリティ問題のため?

 6月18日深夜に放送された「Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)」内で、「MARVEL vs. CAPCOM ファイティングコレクション アーケードクラシックス」が2024年にリリースされることが発表されました。


 かつてアーケードで稼働されていた、米MARVEL社とCAPCOMのキャラクターが戦う人気シリーズ7作品が一本にまとまった作品として、喜びの声が寄せられる一方、プレイアブルキャラクターから「憲磨呂(ノリマロ)」が削除されていることを、残念がる声も多くあがっています。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 当時の人気番組から誕生した「憲磨呂」

 「憲磨呂」はシリーズの2作目となる「MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER」に収録されているキャラクター。


 当時放送されていた人気テレビ番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」の企画にて誕生し、お笑いタレントの木梨憲武さんがキャラクターデザインやボイスを担当したことで大きな話題になりました。


 アーケード版を家庭用に移植した「セガサターン版」や、EXエディションと銘打たれ、いくつかの仕様変更が行われた「プレイステーション版」には登場するものの、今回のファイティングコレクション版には登場しないもよう。公式HPの登場キャラクター一覧にも、その姿は見当たりません。


■ MARVEL側の抗議とロイヤリティの問題が原因?

 一体なぜ削除されてしまったのか。その大きな理由のひとつとして考えられるのが、もともとのリリース時点でMARVEL側が拒否していたこと。当時のカプコン開発本部長だった岡本吉起さんが、裏話として自身のYouTubeで2021年に語っています。


 YouTube動画「【ストII】憲磨呂(のりまろ)はこうして生まれた【生ダラ】」内での話によると、MARVEL社からの拒否反応をうけ、憲磨呂は日本国内版でのみの登場となり、海外版では初めから存在しなかったキャラクターとして扱われていたそうです。


 そしてもうひとつ考えられる理由が、憲磨呂にまつわる著作権。テレビ番組から誕生したキャラクターという性質上、複数の会社が著作権を所有しており、登場にはロイヤリティ(著作権使用料)が発生する、という問題も。ユーザーが考えている以上に複雑な事情があるようです。


 もしかして隠しキャラクターとして登場するのでは?というウワサもありますが、今回発表されたトレーラー内に映るクレジット表記のシーンに、オリジナル版にはあった日本テレビや木梨憲武氏の名前は記載されていないことが確認できます。


 HPに記載されている「オリジナル版からの変更点」でも憲磨呂については一切触れられていないなど、あの頃楽しみながら番組を視聴し、アーケード版をプレイしていた世代としては、少し寂しさを感じますが、当時業界を賑わせた夢のコラボレーションである事実は変わりません。


 「MARVEL vs. CAPCOM」シリーズは2017年を最後に新作が発表されていませんが、両社にはぜひ今後も良好な関係を築いて欲しいですね。


 「MARVEL vs. CAPCOM ファイティングコレクション アーケードクラシックス」はNintendo Switch、PS4、Steamにて、2024年発売予定となっています。



<参考・引用>
ストリートファイター / STREET FIGHTER公式Xアカウント(@StreetFighterJA
「MARVEL vs. CAPCOM ファイティングコレクション アーケードクラシックス」公式HP
YouTube「岡本吉起 ゲームch|【ストII】憲磨呂(のりまろ)はこうして生まれた【生ダラ】」


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌

このニュースに関するつぶやき

  • これはカプコンキャラ同士だったらまだしも、マーベルが相手だったのがマズかった。それでも憲磨呂を使いたいなら、SS版か基板買って遊べってことだな。
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