高橋洋子「アーティストとして向き合うことができない」出演辞退 運営は「生成AI」使用を謝罪

101

2024年06月19日 21:01  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

高橋洋子(2021年6月撮影)

歌手高橋洋子(57)の公式X(旧ツイッター)が19日、更新され、「アーティストとして向き合うことができない出来事」があったとの理由で、来月に出演を予定していたイベントの出演を辞退することが報告された。


高橋は人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」などのヒット曲で知られる。出演辞退が発表されたのは、東京・池袋を拠点としてアニメ音楽を専門とするオーケストラ「池袋アニメーションフィルハーモニー」の「第一回演奏会」。高橋の公式では、経緯として「運営の姿勢につきまして、高橋洋子の想いと異なり、アーティストとして向き合うことができない出来事がございました」とつづられ、「アニメを深く愛する皆様の気持ちを最も大事にしたいと思っております」との高橋の思いも記された。


また、池袋アニメーションフィルハーモニー実行委員会も公式Xで報告。経緯として「第一回演奏会チラシ、HPに使用している画像について、この度多くの方から『この画像は生成AIではないか、アニメ専門オーケストラなのに生成AI画像を使うのは良くないのではないか』とのご意見を頂戴しました」と説明した上で「今回の事態を受け、ゲスト参加する予定だった歌手・高橋洋子さんより、アニメ音楽に関わる立場として、こうした状況での出演は好ましくないというご意見を預かりました。また、そのようなクリエイティヴに対する姿勢の相違が判明した以上、本催事への出演は難しいという結論に達し、私たちの第1回演奏会に出演されないご判断を賜りました」と記された。


同実行委は「アニメを愛する楽団を名乗っているのにもかかわらず、昨今の生成AIを取り巻く問題について自覚が足りなかったことを恥じております」などとし謝罪。画像はすでに差し替え、返金希望者には対応することも示された。


同オーケストラの公式サイトでは、サックス奏者の松下洋氏の提唱により発足し、300人の応募からメンバーが選抜されたことや、世界コスプレ検定協会代表理事のコノミアキラ氏がアドバイザー、堺武弥氏が指揮者を務めることなどが記されている。


▽高橋の発表全文


2024年7月10日に出演予定となっておりました「池袋アニメーションフィルハーモニー」第一回演奏会に関し、運営の姿勢につきまして、高橋洋子の想いと異なり、アーティストとして向き合うことができない出来事がございました。


大変悩みましたが、熟考の上、この度、出演を辞退させていただくことと致しました。


楽しみにしていただいた皆様には大変申し訳ございません。


高橋洋子の気持ちとしては、アニメを深く愛する皆様の気持ちを最も大事にしたいと思っております

このニュースに関するつぶやき

  • エヴァのパチスロが当たってからあからさまに利権屋どもが食い物にしてきた上に今回の雑な扱い。ほんの20〜30年前はアニメはじめサブカルは卑下してたくせに何様だよ。
    • イイネ!10
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(61件)

ランキングゲーム・アニメ

前日のランキングへ

オススメゲーム

ニュース設定