映画「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督(60歳)が6月19日、名古屋の中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)でのイベント開催を記念して、Hisaya-odori Park(久屋大通公園)ミズベヒロバに設置されるゴジラ大型造型の除幕式に登壇した。
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1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきたゴジラ。そのゴジラは今年70周年を迎え、同じく開業70周年の中部電力 MIRAI TOWERとのタイアップイベント「中部電力 MIRAI TOWER にゴジラ襲来!」が、6月20日から9月23日まで開催される。
このイベントに先立ち、6月19日、Hisaya-odori Parkのミズベヒロバに設置されるゴジラ大型造型の除幕式に、山崎貴監督をはじめ、大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長らが登壇。ゴジラの足音が響く中、中部電力 MIRAI TOWER が赤やオレンジ、黄色に点滅、大きな咆哮とともに全長8.7メートルのゴジラの模型がお披露目された。
山崎監督は「今から除幕式でお披露目させていただくゴジラは、実は『ゴジラ-1.0』の完成披露時から一緒に日本中をまわってくれているゴジラなんです。そんな恩義のあるゴジラが『名古屋で水の上に降りる』ということで、これは流石に行かなければと、本日伺いました。僕は東京タワーとお仕事をさせていただくことが多いのですが、その東京タワーよりも大先輩にあたるのが中部電力 MIRAI TOWERとお聞きし驚くとともに、改めて70周年という時間の流れをしみじみ感じています。非常に縁のある中部電力 MIRAI TOWERのもと、ようやく水の上にやってくることができて、良かったなと思っています。ぜひご覧いただき、楽しんでいってください」と挨拶。
また、除幕式後にも「『ゴジラ-1.0』が70周年記念作品だということは、ストーリー制作がだいぶ進んで、撮影が始まる頃に知りました。ゴジラは東宝の大切なコンテンツなので、それを預からせていただくということにかなりプレッシャーを感じました。前作の『シン・ゴジラ』のがとても良かったこともありますし。海中を泳ぐこのゴジラの像はずっとトラックに載っていましたが、ようやく水上に来られて、ものすごく馴染んでいますね。ライトアップもされていてミストもあり、迫力がある。こんないい場所に展示していただけて嬉しいです。3階のパネル展もすごく面白くて70年という歴史を歩んできたんだなと改めて感じられましたので、皆さんにもぜひご覧いただきたいです」と語った。
☆大村秀章愛知県知事
60年前に公開された第4作『モスラ対ゴジラ』ではゴジラの尾っぽが中部電力 MIRAI TOWERの下部に引っ掛かり、中部電力 MIRAI TOWERを倒壊させています。“日本の建物はゴジラに倒されて本物”ということですので、中部電力 MIRAI TOWERも本物です。会場にお越しいただく皆様には、本タワーとゴジラがこれほどにも縁があるということを記憶に留めていただき、期間中のさまざまな企画を大いに楽しんでいただきたいと思います。
☆河村たかし名古屋市長
中部電力 MIRAI TOWERは私が5歳の時に開業したんですね。昔、中部電力 MIRAI TOWERの階段を走って、何分で上まで上がれるかという競争をしたことと、展望台から双眼鏡で両親と実家が見えないかと眺めたことを覚えとります。ぜひ、色々な面白いことをやって盛り上げないかんと思っております。
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