北陸 23日(日)は梅雨入り早々に警報級の大雨 総雨量は200ミリ超も

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2024年06月21日 17:17  日本気象協会

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日本気象協会

北陸 23日(日)は梅雨入り早々に警報級の大雨 総雨量は200ミリ超も

この週末は前線が日本海まで北上し、北陸地方でも梅雨入りの発表があるでしょう。23日(日)は梅雨入り早々に警報級の大雨となるおそれがあります。特に富山以西では、24日(月)にかけての総雨量は山間部を中心に200ミリを超える所があり、平地でも100ミリを超える所が多いでしょう。土砂災害や河川の増水や氾濫、低い土地の浸水などに警戒してください。



●前線が北陸付近まで北上 梅雨末期のような気圧配置に


22日(土)は西から前線が北上し、22日夜から雨の降りだす所が多いでしょう。23日(日)には前線が北陸付近まで北上し、各地で強い雨が断続して大雨となるでしょう。少なくとも、23日までに北陸地方の梅雨入りの発表がありそうです。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。さらに、前線が北陸付近で北西から南東に向かって傾いて停滞する予想です。これは、暖かく湿った空気が西の方向から流れ込みやすいことを表しています。北陸地方にとっては山を越えずに海から直接暖かく湿った空気が流れ込むことになりますので、大雨となるパターンの一つとなります。

このような気圧配置は梅雨末期に現れやすくなりますが、今年は梅雨入り早々に、梅雨末期のような気圧配置となり、大雨となるおそれがあるということになります。


●23日(日)朝は富山・石川を中心に短時間強雨 能登半島地震の被災地も大雨に


23日(日)朝の段階で、前線が北陸付近を北上するため、富山・石川を中心に1時間に20ミリ以上の強い雨が降り、局地的には1時間に30ミリ以上の激しい雨の降るおそれもあります。特に能登半島地震の被災地では地盤が緩んでいるおそれがあるので、土砂災害に警戒が必要です。

23日は、その後も富山以西を中心に断続的に雨脚が強まり、総雨量が多くなるでしょう。特に立山の周辺や白山の周辺は西寄りの風がぶつかるため、雨雲が発達しやすく、総雨量が多くなるおそれがあります。


●24時間最大雨量の予想 24日(月)までの総雨量は200ミリを超える所も


22(土)夜から雨が降り出し、23日(日)は局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。雨は24日(月)の朝にかけて続き、各地で警報級の大雨となるでしょう。

総雨量としては、富山・石川・福井の嶺北地方にかけて、広い範囲で100ミリを超え、山間部では多い所で200ミリを超えるでしょう。土砂災害に警戒し、河川や用水路の増水、低い土地の浸水などに注意・警戒して下さい。

立山の周辺や白山の周辺では、総雨量が上記の予想より更に多くなり、300ミリを超えるおそれもあります。これらの方面へ登山を予定されている方は計画の変更をお勧めします。


●大雨の時に危険な場所は


今回の雨は総雨量・短時間雨量ともに多くなるおそれがあります。大雨の時に特に危険な場所を挙げました。これらの場所には近づかないようにし、通勤や通学の際は迂回ルートの検討などを行ってください。

■河川・用水路:富山以西を中心に雨量が多くなるおそれがあります。特に山間部で降った雨が河川に集まり、下流部で急激に増水する恐れがあります。また、短時間の強い雨も予想されますので、用水路なども急激に水かさが増える恐れがあります。

■アンダーパス:市街地でも短時間に強い雨が予想されます。低い土地の浸水に注意が必要です。特にアンダーパスは雨水が流れ込みやすく、すぐに冠水します。車の運転の際は無理をして通らないようにしてください。

■斜面・ガケ:今回は山間部を中心に、平地でも広く総雨量が多くなるおそれがあります。また、能登半島地震の被災地でも大雨が予想されます。土砂災害に十分に警戒をし、危険な斜面やガケには絶対に近づかないようにしましょう。土砂災害の前兆現象と思われるものがあるときや、いつもと違う不安を感じたときは、避難指示などがなくても早めに土砂災害警戒区域・危険箇所から速やかに離れるようにしましょう。


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