もしや「これは扉?」と思い手をかけたら…… 築100年超の実家での“まさかの新発見”に「すごい!」「隠れ家みたい」 現在はどうなったか聞いてみた

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2024年06月22日 18:08  ねとらぼ

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階段の構造が特殊で、靴をはかないと入れないため、そもそも家族の誰も2階には入っていなかったとのこと

 SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2023年にX(Twitter)で話題になった「実家で見つけた謎の部屋」について、投稿者の川北すピ子さんにお話を聞きました。


【画像】“謎の部屋”の中を見る


●家族も知らない謎の部屋を発見


 話題になったのは、川北さんが2018年前後に実家で撮影した薄暗い部屋の写真。帰省した際にふと引き戸らしきものを見つけ、「(もしかして)これ引き戸じゃね?」と思い手をかけてみたところ、謎の部屋が現れたのだそうです。


 川北さんの実家は築100年を超える古民家で、ひいおじいさんかその父が明治末期か大正初期に建てて以来、代々続いているとのこと。川北さん本人はもちろん、長年この家に住んでいる家族ですら、誰もこの部屋の存在を知らなかったといいます。


 部屋は天井の高い屋根裏部屋のような殺風景な空間で、トウの椅子やタルらしきものが置いてあり、薄暗く不気味な雰囲気を醸し出しています。なんてミステリアスなんだ……!


 この投稿は話題を呼び、3万件以上の“いいね”を獲得。「ワクワクする」「田舎の“使わない部屋あるある”かも」「使用人の部屋?」「養蚕の作業部屋では」など反響を呼びました。


 ねとらぼ編集部では、当時の状況やこの部屋の現在について川北さんにお話を聞きました。果たして、この部屋についての新情報はあるのか――?


●家族の反応は意外とあっさり


―― 長年住んでいるご家族ですら知らない部屋が見つかるという事件に驚きました! 発見当時の川北さんの心境や、ご家族の反応について教えてください


川北さん: こんな空間が?!?? という驚きと興奮はありました。すぐ家族(父・祖母)に言いましたが、「こんな部屋知らなかった、汚い部屋やなー」という感じの反応でした(笑)。


―― その後、親戚などでこの部屋について知っている方は見つかりましたか? もし新しく分かったことなどがあれば教えてください


川北さん: 父親が一人っ子で祖父も亡くなっているため、この家に昔から住んでいる親戚と会う機会が全くなく……。用途も不明なままです。


―― 投稿がバズった際の心境について教えてください。リプライで寄せられた反応で、印象に残っているものはありますか?


川北さん: バズったときは、「やはり皆こういう空間好きなのね!」とうれしかったです。自分も謎の空間が好きなので……。まさか自分の家にあるとは思いませんでした。


―― 現在、この部屋は何かに利用されているのでしょうか? もし掃除や探索をしたのであれば、そのときの状況について教えてください


川北さん: 特に活用もせず放置しています。扉を見つけた2階自体、年に1度自分が探検気分で上がるだけで、家族はもう10年以上立ち入っていないと思います。


●部屋の正体はいまだ謎


 残念ながら「養蚕の作業部屋」という説が有力なものの、この部屋の正体は不明なまま――。もしかしたら気付いていないだけで、みなさんの身近な家にもこのような部屋があるかもしれません。


画像提供:川北すピ子さん


このニュースに関するつぶやき

  • 私は築90年の生家の2階の押し入れの天袋でエロ本と灰皿を発見しました。戦前にこの部屋を使っていた伯父のものかと思われます。
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