サファリツアーに参加した米国人観光客、ゾウに襲われ死亡 ザンビアで今年2度目の襲撃

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2024年06月23日 08:40  Techinsight Japan

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現地時間19日、アメリカ人観光客が野生のゾウに襲われて死亡。ザンビアでは今年3月にもアメリカ人女性がゾウの襲撃で死亡していた(『The Zambian Observer 「ANOTHER AMERICAN TOURIST DIES FROM ELEPHANT ATTACK」』より)
アフリカ大陸南部のザンビア共和国で現地時間19日、国立公園を訪れていたアメリカ人観光客の女性が野生のゾウに襲われて死亡した。ザンビアでは、今年3月にもアメリカ人女性がゾウに襲われて亡くなっていた。地元当局は今後、野生動物のいる国立公園を訪れる観光客の安全確保に力を入れるようだ。ザンビアのニュースメディア『The Zambian Observer』などが伝えている。

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ザンビアの自然豊かな「モシ・オ・トゥニャ国立公園」で現地時間19日の夕方、米ニューメキシコ州から観光に訪れていたジュリアナ・グレ・トゥルノーさん(Juliana Gle Tourneau、64)が野生のゾウに襲われて亡くなった。ジュリアナさんは当時、団体旅行客が乗った車両でサファリツアーに参加していた。

ザンビアのニュースメディア『The Zambian Observer』によると、ジュリアナさんたちはホテルに向かう途中でゾウの群れによる渋滞に遭遇し、道路脇に車両を停めて間近でゾウを観察することにしたようだ。ところがこの時、1頭のゾウが突然車両に突進し、ジュリアナさんは車外に投げ出されてしまった。

その後、ジュリアナさんは襲ってきたゾウに踏みつけられたという。

今回の事故について、ザンビア南部州警察長官のオグセンシオ・ダカ氏(Auxensio Daka)は「車両がマランバ文化橋付近でゾウが引き起こした渋滞により停車していたところ、ジュリアナさんは(ゾウによって)車両から振り落とされた後、死亡した」と、ザンビア国営放送局『ZNBC』に語っている。

ザンビアでは3月30日にも、80歳のアメリカ人女性がゾウの襲撃により負傷し、命を落としていた。当時の様子を撮影した動画には、亡くなった女性を含む6人の観光客が乗った車両にゾウが猛烈な勢いで体当たりする様子が映っていた。ツアー会社によると当時、観光客の乗った車両は植生と地形的な問題によって進路方向が阻まれ、その場から逃れることができなかったという。

ちなみに南アフリカのピラネスバーグ国立公園では3月18日、雄ゾウがサファリトラックのフロント部分を鼻で数回ほど持ち上げて地面に叩きつけていた。この時は、幸いにも怪我人などは出なかったようだ。

画像は『The Zambian Observer 「ANOTHER AMERICAN TOURIST DIES FROM ELEPHANT ATTACK」』『Metro.co.uk 「Terrifying moment elephant charges at tourists as safari truck driver suddenly stops」(Picture: X/@ginnydmm)』『The Sun 「JUMBO ATTACK Terrifying moment wild elephant tries to FLIP safari tourist bus in rampage lifting vehicle off ground with its trunk」(Credit: IRSA)』『The South African 「WATCH: Man FLEES car on game drive - after elephant encounter」(Photo: Twitter / Screenshot)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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  • 動物園とは違うのだからリスクを考慮して、命がけで観に行くしかない。と経済的にそんな余裕のない俺の独り言。
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