ニューカッスルは、エヴァートンに所属するイングランド代表FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンの獲得に関心を示しているようだ。22日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。
ニューカッスルはイングランド代表FWカラム・ウィルソンの売却を検討している一方、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの競争相手となりうる新たなストライカーを求めているという。そこで、以前から興味を示していたカルヴァート・ルーウィンの獲得を進めようとしているようだ。
カルヴァート・ルーウィンとエヴァートンの契約は残り1年。契約延長の可能性は完全にゼロではないものの、エヴァートンは来夏に同選手をフリーで失う前に、今夏の“現金化”を行う可能性が高いようだ。
なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、ニューカッスルのカルヴァート・ルーウィンに対する関心とは別に、エヴァートンもニューカッスルのガンビア代表FWヤンクバ・ミンテに興味を示している模様。ミンテは今季、期限付き移籍先のフェイエノールトで活躍し、エヴァートンの他にも欧州の複数クラブが獲得に名乗りを挙げているようだ。
現在27歳のカルヴァート・ルーウィンはシェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身。2016年夏にエヴァートンへ加入し、2019−20シーズンはプレミアリーグで13ゴール、20−21シーズンは同16ゴールを記録した。イングランド代表では2020年にデビューを飾り、11試合出場4ゴールを記録しているが、2021年夏のEURO2020を最後に招集から遠ざかっている。