ものも家事も最低限。子どもとミニマルに暮らす 第1回 ワンピ1枚で暮らすミニマリスト。幼児2人との超合理的な暮らし

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2024年06月24日 11:10  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
圧倒的なものの少なさで注目されているミニマリスト、Nozomiさん。まるでモデルルームのようながらんとした部屋で、幼児2人の子育て中というから驚きだ。さらには、なんとワンピース1枚で生活しているという。一体どんな目的でどうやって!?



書籍『ものも家事も最低限。子どもとミニマルに暮らす』(集英社クリエイティブ)より、その実態を紹介する。



(以下、著者による本書からの要約)


○■ワンピ1枚歴は3年目



わたしがワンピース1枚で過ごすようになったのは、2021年の秋からです。当時は育休中かつコロナ禍で外出の機会も少なく、「1着にできるかも」と思ってやってみたらできてしまった、という感じで今に至ります。

育休明けにフリーの在宅ワーカーになったことで外勤用の服を用意する必要がなくなり、1枚生活が持続しています。



ワンピースは春夏で1枚、秋冬で1枚を用意しています。春のはじまりに春夏用の1着を買って着倒す→手放す、秋のはじまりに秋冬用の1着を買って着倒す→手放す、を毎年くり返しています。



ワンピは半年毎日着るので、素材やデザインにこだわって、妥協せずに選んでいます。

今年の春夏は〈ソージュ〉のロングシャツワンピースに決めました。お気に入りの一枚なので毎日着ていても飽きることはありません。



ワンピース以外に持っている服(下着と部屋着を除く)は、2枚のアウターです。春・秋用の薄手の上着が1枚、冬用のダウンコートが1枚です。通勤がなく、家で仕事をしているとこの量でなんとかなるものです。

服や小物の数は、住んでいる地域やライフスタイルによっても当然変わってくると思いますが、少ないほど管理がラクになり時間が節約できるのは確かだと思います。


○■ワンピ1枚でどこへでも!乾燥機付き洗濯機は必須アイテム



ワンピースは毎晩洗濯しています。夜子ども達とお風呂に入るタイミングで部屋着に着替え、乾燥機付き洗濯機に放り込みます。ほかの洗濯物と一緒に乾燥までかけ、翌朝、洗濯機から取り出して着替えます(だからワンピースは乾燥までかけてもシワにならないことが必須条件です!)。



子どもと公園に行って汚れたら、帰って部屋着に着替えます。家で子どもとごはんを食べているときに汚されても、すぐにウェットティッシュで拭けば問題ありませんし、ひどく汚れたら部屋着に着替えて洗濯します。洗濯機が壊れたときは(実際に経験しました)、夫の服を借りて近所のコインランドリーを利用しました。



旅行も、最初から乾燥機付き洗濯機のあるホテルを選ぶようにしています。家と同じように毎晩洗濯・乾燥すれば、翌日も同じ服を着られます。子連れの旅行は身軽が一番なので、着替えがないと荷物も最小限になって助かります。



ボタンダウンのワンピースはカジュアルな中にきちんと感もあり、保育園の送迎、友人とのランチ、レジャーといろいろなシーンで汎用性高く着られておすすめです。

○■子どもと過ごす時間と仕事、両方を大切にしたいから



ワンピ1枚生活の最大のメリットは、時間が生まれることです。毎朝何を着ようかとか、コーディネートをどうしようかということに頭を悩ませる時間がゼロに。服を管理する時間も手間も最低限になります。今のわたしにとって服はそこまで関心があることではなく、大切にしたいのは子どもと過ごす時間と好きな仕事をする時間です。



極端なのは自他ともに認めるところですが(苦笑)、服の固定化が忙しい子育て期を乗り切るための有効な手段なのは間違いありません。



マンガ/すみたにちしゃ

※本記事は書籍『ものも家事も最低限。子どもとミニマルに暮らす』をベースに構成しています。漫画は書籍未収録です。


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ミニマリストNozomi 1988年生まれ。大学卒業後、大手企業数社に勤務。独身時代から私物はトランク1つという身軽さで生活する。第2子の育休中にミニマリストとしての発信活動をスタートし、2023年4月に独立。現在はInstagram、YouTube、Voicy、ブログなどで情報を発信している。夫と子ども2人(娘、息子)とともに都内在住。 この著者の記事一覧はこちら(ミニマリストNozomi)
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