「ドラム式洗濯機」を導入している共働き子育て世帯の割合は?

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2024年06月24日 11:30  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
GfK Japanは6月20日、家電普及と購入方法に関する調査結果を発表した。調査は2024年4月17日〜4月23日、日本在住の18〜69才の男女5295人を対象にインターネットで行われた。

○主要家電製品の普及状況


主要な家電製品約60分類に対して所有の状況を聞いたところ、携帯電話、冷蔵庫、炊飯器、テレビ、ドライヤーなどは普及率が80%を超え、ほとんどの家庭で所有されている様子がうかがえた。普及率50%以上で、半数以上の家庭が所有している家電には、扇風機、ノートパソコン、縦型洗濯機、オーブン電子レンジ、プリンタ、ルータ、電気ケトル、スティック掃除機が挙がった。スティック掃除機の普及率は50%で、キャニスター掃除機の47%を上回る結果となった。

メインストリーム市場の中でも、普及率16%〜50%のアーリーマジョリティ市場には、LEDシーリングライトをはじめ、体組成計、血圧計、電動歯ブラシといった健康家電の他、完全ワイヤレスイヤホンやタブレット端末、またドラム式洗濯機が挙がった。



普及率16%未満の初期市場には、レンズ交換式カメラ、スマートウォッチ、ロボット掃除機、スマートスピーカー、自動調理鍋など近年話題に上がることが多い家電群が多く見られた。スマートウォッチの普及率は14%だったが、年代別でみると、18〜29才では普及率19%と2割近くまで上昇しており、若年層でより普及が進んでいる様子が分かった。一方、全体の普及率が6%だったサウンドバーは60代のシニア層では普及率10%と高く、年代によって普及状況が異なる様子がうかがえた。

○共働き子育て世帯に人気の家電は?


共働きかつ子育て世帯に注目してみると、ゲーム機やビデオカメラなど子どもに関わる製品の他、家事負担を減らす家電の導入率が全体と比べて1.5〜2倍ほど高いことが分かった。例えば、ドラム式洗濯機の全体普及率は18%だが、共働き子育て世帯では普及率28%と10%ポイント高かった。およそ4家庭のうち1家庭はドラム式洗濯機を持っていることになる。他に共働き子育て世帯での保有が多かった家電には、ビルトイン食洗器、ロボット掃除機、衣類乾燥機、自動調理鍋、美容家電があり、家事負担の軽減やセルフケアなどの時短を叶える家電の活用が進んでいる状況と言える。(Yumi's life)
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