P.A.WORKS純度高めの「菜なれ花なれ」と“かます”「真夜中ぱんチ」、Pと監督がトーク

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2024年06月24日 13:34  コミックナタリー

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左から小西翼プロデューサー、柿本広大監督、本間修監督、橋本真英プロデューサー。
TVアニメ「菜なれ花なれ」「真夜中ぱんチ」の合同先行上映会とスタッフトークショーが、去る6月23日に東京都内で開催された。

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「菜なれ花なれ」「真夜中ぱんチ」はアニメーション制作をP.A.WORKSが担当し、ともに7月に放送開始するという共通点があることから、合同でイベントが開催された。スタッフトークショーには「菜なれ花なれ」より柿本広大監督と小西翼プロデューサー、「真夜中ぱんチ」からは本間修監督と橋本真英プロデューサーが出席した。

トークショー冒頭では柿本監督と本間監督がそれぞれお互いの作品について感想をトーク。世界最大の動画投稿サイト・NewTubeを舞台に、動画投稿者の真咲が吸血鬼のりぶたちと新たなチャンネルをプロデュースするさまを描く「真夜中ぱんチ」について、柿本監督が動画制作と吸血鬼という要素の組み合わせに驚いたと語ると、本間監督は「僕が参加した時点でその2つの要素を組み合わせることになっていたんですが、僕も『そんなバカな……』と。本来混ざらないものを必死に混ぜてみたら、おいしいものができた、という作品です」と説明した。

群馬県を舞台に、趣味も特技も性格もバラバラな6人の女子高生たちのさまざまな“応援模様”を描く青春ドラマ「菜なれ花なれ」はチアリーディングシーンが肝となることもあり、本間監督は「ダンスシーンを描くのって本当に大変なのに、複数人で行うチアリーディングを描くのがチャレンジングですよね」とコメント。また本間監督の「すごくP.A.WORKSらしい作品」という称賛を受け、柿本監督は「まさしくP.A.WORKSらしい作品と思っていました。ですから、P.A.WORKSらしさの“純度”はかなり高めに作らせていただいています」と述べた。

制作をするうえでこだわっている点を問われた監督たち。まず本間監督は「言い方としては乱暴かもしれないのですが、とにかく“かましていく”ことですね。作品が多いこの世の中で、観ていただいた人を引っ張り続けるために、とにかく視聴者の頬をはたくような気持ちを持って作っています。例えばニコニコ動画なら、ここで弾幕がワッと流れるだろうなというような想像もしつつ、どれだけ楽しいポイントを詰め込んでいけるかと思いながら進めています」と紹介する。柿本監督は「オリジナル作品だからキャラクターが視聴者にとって馴染みがないので、キャラの性格がわかるようなエピソードを随所に入れることを意識しています。紹介するというよりはキャラにとっては日常の1コマを切り取られているだけなので、自然に見えるように。またチアリーディングシーンはかなり細部まで監修していただいて、けっこう直しながら作りましたので観ていただきたいですね」とアピールした。

ともに原作のないオリジナル作品であることから、トークショーの中ではプロデューサー陣に向けて「オリジナルを作る難しさとは?」という質問が飛んだ。小西プロデューサーは「キャラクターが世間に認知されているわけではないので、これからどう見せていくのか、さらにどういう話にしていくのかが大事になるのかなと。逆にそこが監督の腕の見せどころになるんでしょうか?」と柿本監督に語りかける。柿本監督は「そういう振り方やめて……」と苦笑しつつ、「でも、作り続けているうちに当初の想定とは違うゴールにたどり着く楽しさもオリジナル作品のやりがいですよね」と笑った。

橋本プロデューサーはオリジナル作品の制作期間について言及。「シナリオに関して言うと、原作ありの作品がだいたい4カ月ぐらいで終えられるとしたら、オリジナルだと1年、2年やることもあるんです。また、キャラクターの絵がないところから始まるので、かなりのスタッフが関わる中、イメージを共有することが大変ですね」と苦労を語った。

トークショー終盤では、事前に観客から募った質問への回答コーナーも。現在アニメーション制作会社の新人として働いているという観客から寄せられた「アニメーション制作で大切にしていることは?」という質問に、小西プロデューサーと橋本プロデューサーが「責任重大だ……」と焦り出す。小西プロデューサーは「この方が制作進行を担当されているという想定ですが、ふざけて言うと強い心があったほうがいい。真面目に答えるとやっぱりアニメ1本作るのにどれだけ人数が関わってるかっていうのはまだわからない時期だと思うので、そこがわかったうえで仕事ができるといいんじゃないかと思います」と回答。橋本プロデューサーは「働く人たちがそれぞれに大切にしているものは違うと思うので、まずはV編まで1本やりきって、そこで感じたことを大切にしてほしいですね」と述べた。

イベントの終盤では、「菜なれ花なれ」「真夜中ぱんチ」と、同じくP.A.WORKS制作の7月放送アニメ「天穂のサクナヒメ」のコラボが発表され、7月6日より毎週3日連続で放送される3作品の放送時間の名称を「夏のP.A.WORKS アワー」とすることも明らかに。小西プロデューサーは「7月6日から少し夜更かしになってしまうんですが、3作品とも観て盛り上げていただけたら!」とアピールする。柿本監督は「群馬の景色とキャラ作画など、スタッフが120%の力を出して全力でやれることをやっています。よろしければ観ていただければうれしいです」とコメントした。

本間監督は「『真夜中ぱんチ』は橋本さんいわく、2話まで大人しくてそれ以降どんどん元気になっていく作品。これからもっと盛り上がっていくと思いながら観ていただけますと」と述べる。橋本プロデューサーは「大人しいというよりは2話までは導入的な意味合いなので、3話以降も楽しみにしてもらえたら。こうして同じ時期に弊社の作品でコラボできることが初めてですので、楽しみにしていただけますとうれしいです」と結んだ。



■ TVアニメ「天穂のサクナヒメ」
テレビ東京系列:2024年7月6日(土)より毎週土曜日23:00〜
AT-X: 2024年7月9日(火)から毎週火曜日21:30〜
熊本県民テレビ:2024年7月18日(木)から毎週木曜日25:29〜

■ TVアニメ「菜なれ花なれ」
テレ東系列:2024年7月7日(日)より毎週日曜日23:45〜
AT-X:2024年7月10日(水)より毎週水曜日21:00〜

■ TVアニメ「真夜中ぱんチ」
TOKYO MX:2024年7月8日(月)より毎週月曜日22:30〜
AT-X:2024年7月8日(月)より毎週月曜日22:30〜
BS11:2024年7月8日(月)より毎週月曜日23:00〜
KBS京都:2024年7月8日(月)より毎週月曜日24:00〜
サンテレビ:2024年7月8日(月)より毎週月曜日24:00〜
チューリップテレビ:2024年7月8日(月)より毎週月曜日25:50〜

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