生徒へのわいせつ行為や盗撮で教員2人を懲戒処分　東京都教委

　東京都教育委員会は24日、勤務校の生徒へのわいせつ行為や駅で通行人女性の盗撮をした教員2人を懲戒免職処分にし、同日発表した。

　都教委によると、多摩地域の中学校の男性教諭（30）は、2023年11月ごろから24年1月ごろの間、自宅で勤務校の女子生徒と性行為をした。校長が警察に相談。4月9日に逮捕、同30日に不同意性交等や性的姿態撮影処罰法違反などの罪で起訴されていた。

　また、練馬区立小学校の男性教諭（30）は23年11月6日、駅構内で階段を上っている女性計5人のスカート内の下着を撮影する目的で、動画撮影状態のスマートフォンをスカート内に差し向けたという。5人目の女性が気づき、近くにいた男性に取り押さえられた。教諭は翌7日に校長に報告し、盗撮行為を認めたため免職処分にした。【深津誠】