先取り貯蓄で挫折する人必見!成功のカギは今注目の開運ワード「予祝(よしゅく)」にあり?

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2024年06月24日 19:31  All About

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多くの人が「お金持ちになるための第一歩」として実践している先取り貯蓄。中には「わかってはいるけど挫折してしまう……」という人もいるようです。今回は、先取り貯蓄で挫折する理由4つと、再チャレンジするときに試したい開運行動「予祝(よしゅく)」についてご紹介します。
給料日や賞与など収入があったときに、まず一定額を貯蓄に回し、残ったお金で生活をする貯蓄方法の「先取り貯蓄」。確実に貯蓄を積み上げることができる先取り貯蓄は、多くの人が「お金持ちになるための第一歩」として実践しています。

しかし、中には「わかってはいるけど挫折してしまう……」という人もいるよう。毎月銀行の自動積立などで先取り貯蓄をしても、途中で積立をやめてしまったり、せっかく貯めたお金を引き出してしまうことも多いのです。

今回は、先取り貯蓄で挫折する理由を4つと、再チャレンジするときに試したい開運行動である「予祝(よしゅく)」についてご紹介します。

先取り貯蓄に挫折する4つの理由とは

まずは「先取り貯蓄」に挫折する理由を4つご紹介します。

理由1:明確な目標・目的がない

先取り貯蓄が苦もなく続けられる人は、明確な貯蓄目標、目的を持っています。何のための貯蓄かが明らかであるためモチベーションを高く維持できます。しかし、漫然と先取り貯蓄を始めた人は「お金が自由に使えない……」という窮屈な思いを抱きがち。明確な貯蓄目標・目的がなければ、貯蓄に対するモチベーションがどんどん低下して「やめてしまった……」となりがちです。

たとえば「3年間で100万円貯める」「次の家族旅行のために50万円貯める」など、具体的な金額と期間を決めるとよいでしょう。

理由2:支出のコントロールができていない

そもそも、収入に対して支出が多すぎると、貯蓄に回すお金が不足して、先取り貯蓄を続けることができません。そのような場合は、先取り貯蓄の前に収支の状況を正常化させる必要があるでしょう。

まずは、固定費(家賃、光熱費、通信費など)を見直します。続いて、変動費(食費、娯楽費など)を予算化して管理します。収支のバランスが取れた状態を作ってから先取り貯蓄に再トライしましょう。

理由3:誘惑に負ける

先取り貯蓄をしているにもかかわらず、セールや新商品の誘惑に負けてついついお金を使ってしまい、先取り貯蓄を取り崩してしまった……というともあるでしょう。

予算を決めて買い物をする、欲しいものリストを作って計画的に購入するなどの対策が有効です。衝動買いが起こりやすい場所に行かない生活に切り替えることも必要でしょう。

理由4:貯金の大切さを理解していない

貯蓄は将来の目標をかなえるために必要なものです。ところが貯金の重要性や有効性についての知識が不足していると、生活が苦しくなったときに、先取り貯蓄を中止しまい、続けることが難しくなります。お金や貯蓄についてまずは基本的な知識を書籍やオンラインリソースなどから学びましょう。

最近注目されている開運行動「予祝(よしゅく)」って何?先取り貯蓄にも役立つ?

先取り貯蓄に挫折する理由は以上のように、さまざまありますが、特に「明確な目標・目的がない」というのは致命的といえるでしょう。

ここで役立つのが、最近注目されている開運行動である「予祝(よしゅく)」です。予祝(よしゅく)とは、目標や願望が実現する前に、あたかもそれが既に達成されたかのように祝うことをいいます。

自分が叶えたい夢を明確にしてから先取り貯蓄に再トライすると成功率も上がります。具体的には手帳のマンスリーページの毎月の先取り貯蓄が行われる日に「300万円が無事に貯まり、私の夢○○○が叶った!」「〇〇旅行に行けた!」「40代でFIREできた」など、貯金によって達成されることを記入します。

そもそも予祝は日本の伝統的な文化に根ざした考え方で、古くから農耕社会などで実践されてきました。たとえば、「田植え祭り」や夏に行う「盆踊り」などは、まだ実現していない豊作を願う行事です。先にお祝いする予祝は、願いや叶えたい夢の実現を引き寄せる儀式といえます。

先取り貯蓄が確実に継続できれば、叶えたい夢が実現します。さらに、先取り貯蓄が行われるに予祝も取り入れることで、さらにポジティブな感情を先取りすることができるでしょう。モチベーションが高まり、目標達成への道のりを楽しく、そして確実に進めることができます。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。
(文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー))

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