警察庁が鹿児島県警へ「特別監察」　一連の不祥事を検証

鹿児島県警の一連の不祥事をうけ、警察庁が「特別監察」を始めました。県警が来月中をめどに再発防止策を取りまとめる予定です。

記者
「警察庁の首席監察官らが、県警に入っていきます。特別監察が行われる予定です」

鹿児島県警では、現職警察官や元幹部ら4人が情報漏えいやわいせつなどで相次いで逮捕・起訴されています。

このうち、前の生活安全部長・本田尚志被告（60）は「野川明輝本部長が現職警察官の犯罪行為を隠蔽しようとした」と主張。これに対し野川本部長は「隠蔽を指示したことは一切ない」と否定しています。

警察庁は「本部長による隠蔽の指示はなかったことが明らか」としていますが、一連の不祥事の原因を検証する特別監察を始めました。

県警が来月中をめどに再発防止策を取りまとめる予定です。