きのう午後、宇都宮市の中古車販売会社で火事があり、鉄骨平屋建ての事務所が全焼しました。その後の警察の調べで、火のついた蚊取り線香の上に段ボールが崩れて引火したことが出火の原因だとわかりました。
きのう午後8時半すぎ、宇都宮市鐺山町の中古車販売会社で「プレハブで火事です」と消防に通報がありました。
警察によりますと、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、鉄骨平屋建ての事務所が全焼しました。この火事によるけが人はいないということです。
その後、警察が焼け跡から回収した防犯カメラの映像を調べたところ、火のついた蚊取り線香の上に、近くに積んであった段ボールが崩れたことで、火が燃え広がる様子が映っていたということです。
宇都宮市はHPで、蚊取り線香が原因になる火災について「小さな火であっても燃えやすい物が近くにあればすぐに燃え移り、大きな火災になることがあります。蚊取り線香は無人の部屋での使用は避けてください」と注意を呼びかけています。
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