中国BYDがEVセダン「シール」発売! 早期に1,000台が当面の目標、受注状況は?

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2024年06月26日 12:10  マイナビニュース

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中国BYDの日本法人であるBYDオートジャパンがセダンタイプの電気自動車(EV)「シール」を発売した。日本に導入する最初の1,000台には特別価格を設定。後輪駆動(RWD)タイプは500万円を切る驚きの価格設定だが、現状の受注状況、手ごたえはどうなのか。


○シール発売でEVの潮目を変える?



シールはBYDが日本に投入する3車種目のEVだ。このクルマについてBYDオートジャパン社長の東福寺厚樹さんは、「単なる新型車ではなく、ブランドを牽引するフラッグシップ」だと説明。同社マーケティング部部長の遠藤友昭さんは「日本のEV市場の潮目を変える」クルマだと成功に自信を示す。


シールは後輪駆動(RWD)の標準グレードと四輪駆動(AWD)の上級グレードの2種類から選べる。バッテリー容量は82.56kWhで一充電走行距離(フル充電で走れる距離)はRWDが640km、AWDが575km(どちらもWLTCモード、申請中の数値)。価格はRWDが528万円、AWDが605万円なのだが、最初の1,000台には「導入記念キャンペーン特別価格」を適用し、RWDは495万円、AWDは572万円で販売する。「CEV補助金」については申請中。日本に投入済みのEV「ATTO3」と同じ水準の補助金が適用されるとすると、金額は35万円となる。その場合、RWDは実質460万円ということになる。


当面の目標としては、特別価格を適用する最初の1,000台を早期に売り切りたいと東福寺社長。手ごたえとしては「発売になったら購入したい」という顧客が100組、「試乗して購入するかどうかを判断したい」という顧客が300組はいるとのことだ。CEV補助金が確定するのが2024年7月末なので、納車は2024年8月以降に本格化する見込みだという。東京、名古屋、大阪、福岡で開催予定の試乗会(6月26日〜7月21日)は「ほぼ満員御礼」(東福寺さん)。2024年7月からは全国のディーラーにRWDの試乗車を順次配備していく予定だ。(藤田真吾)

このニュースに関するつぶやき

  • 車としては物欲をそそられないけど日本で車両として登録できる様にしてくれたので屋根付きの物置としては欲しい…早いところ99割引くらいでgooに出てこないかなあ
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