水泳の板飛び込みでパリ五輪（オリンピック）に出場する坂井丞（31）が26日、恩返しを誓った。
都内で所属するミキハウスの合同取材会に参加。他種目の選手らと同席し、木村皓一社長（79）に向けて「まだメダルという形で恩返しできていない。木村社長にメダルをかけてあげたい気持ちは変わらないです」と決意を示した。
同じミキハウス所属で、シンクロ種目の相方だった寺内健さん（43）が23年に現役引退。現在は自身のコーチとして、二人三脚で3大会連続の大舞台へ準備している。頼もしい存在も支えとなり「寺内コーチに移行して、右肩上がりに調子が上がってきている。パリではいい成績を収めてきたいです」と力を込めた。【松本航】
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